| トレジャー （株）アリーブ 木村稔 |
関連会社
三秀コスモ（株） 代表取締役 木村稔
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。また、実名を載せるのは、社会に対して「告発」し、詐欺行為を止めさせるためです。 |
事案
第１ 契約（情報料等の入金）の年月日、金額・内容、前後の事情、的中結果等
１．平成２１年８月２６日 情報料２万円の振込（契約）
平成２１年８月下旬、『今期最大の極秘情報を抽選で１００名に、１０万馬券確実情報を情報料金完全保障、馬券代金完全保障で提供する』というメールマガジンが（株）アリーブ＝トレジャーから届き、Ａ氏は「業界トップクラスの高配当を出す」という言葉に興味を持ち、８月２２日に抽選に応募し、会員登録しました。
すると間もなく運営責任者の木村からメールが届き、『当社はマイナス収支を出さないことを基本理念とし、その為に必要な人材を集め、情報ルートの確立を随時行っている』『平成２０年度の年間成績は総提供数約４２０レース、そのうち的中数は１６３レースで、万馬券的中は１２０レース』という内容を見て、もし抽選に当たったら参加してみようと思っていると、８月２６日、『貴方は当選しました。参加する場合は手続きを！』とのメールが届いたので、指示されたポイント代２万円を同日、（株）アリーブ＝トレジャーの口座に振り込みました。
翌日、木村からメールで、『毎年開催し今年で５回目の恒例のキャンペーンで、過去４回全て的中し１千万円回収している。今回はＪＲＡの関係筋に接触して、独自ルートで入手した情報を揃えた。その中には１０万馬券以上の配当が付くインサイダー情報も含まれ、最重要キャンペーンを完遂する為に社運を掛けての極秘提供となる。そこで、当選した１００名の会員には指定金額の遵守、情報の共有禁止、情報の流出禁止を参加に当たり必ず遵守して欲しい』等と、誠にリアルな内容であった為、本当に的中率が高いのではという気持ちになりました。
振込口座／ジャパンネット銀行本店営業部 普通８４７１４１２（株）アリーブ
馬券代／３レース分、１点千円×３２点＝計３万２千円
結果／８月３０日（日）、３レース全て不的中
２．平成２１年９月１日、情報料９万円の振込（契約）
８月３０日（日）夕方、（株）アリーブ＝トレジャーからメールがあり、『大変申し訳ない、挽回の為、来週末に提供する補填レースにつき説明する』『先週の損失を取戻して貰うと共に、今後の投資金を確保して確実に資産を増やして頂く為に、特別会員にしか提供しない希少な情報を提供する。現段階で３情報の開催が特別会議にて決定し、特別対応として開催可能な情報かどうかの確認が取れ次第、正式に開催決定となる。明日、午前の会議で具体的で詳細な確認が取れるので分かり次第連絡する』という内容でした。
９月１日、情報部特別対応課の渡辺より、『情報部特別会議で、情報元と協議の結果、今週末提案している特別対応レースの開催が無事確定した。』とメールが届いたので直接話を聞きくと、ミノが、「特別レースというのは年に数回ある出来レースのこと。馬主等の関係者の要望でレースを作るので馬の不調や、落馬以外は外れないし必ず儲かる。開催日は９月６日（日）で、もし何らかのトラブルがあっても翌週にずらして開催する。参加しますか？」「倍率が低い９万円と倍率の高い２０万円のどちらにするか？」と訊かれたので、話を信用して、９万円を選択し、９月１日、（株）アリーブ＝トレジャーの口座へ振込みました。
ところが、後は開催日を待つだけだと思っていたところ、ミノから、「大変申し訳ない。馬の状態が悪く延期になった。この様な場合には変わりのレースを用意するので、詳細が決まり次第連絡する」という話でした。
結果／９月６日、提供なし
３．平成２１年９月２０日、情報料２０万円の振込（契約）
９月９日（水）、ミノより連絡があり、「更に倍率を上げたレースを提供出来る事になった。大変良い条件なので金額が上がる。あと４０万円振り込んで欲しい。前よりももっと儲かるので絶対に参加した方がよい」と突然言われ大変驚き、「そんなお金は無い。そういうことならもう参加しないので、一度お金を返して欲しい」と詰め寄りました。しかし、「規約にも書いてあり、それは出来ない」と断られ更に、「後で何百倍にもなって返って来るから今は頑張った方がよい。他の参加者も消費者金融などから一生懸命集めている」「不足分は的中後の支払いでよいか情報元と交渉する」「それが駄目な場合は自分が出しても構わない」と熱心に勧誘されたため少し心が動き考えた末、２０万円なら何とかすると答えると、「それではその金額で情報元と交渉する。いつ振り込めるか？」と畳み掛けてくるので、明日振り込むと答え、９月１０日、２０万円を（株）アリーブ＝トレジャーの口座に振り込みました。
翌日ミノから、「情報元に後払いを了承して貰ったので参加できる。開催日は９月２０日（日）で、決して口外しないこと、投票は１点１万円を厳守して欲しい」と言われました。
結果／９月２０日、不的中。
４、その後
Ａ氏は不的中にとても焦り、慌ててミノに連絡し、「どういう事か？」と問い詰めると、ミノは、「他の参加者は全額払ったが、Ａ氏の後払いに情報元が臍を曲げて故意に外されたようだ。当社も後払いは初めてなのでこのような結果になった」との弁明に、自分のせいにするのかと腹が立ち、再び返金を求ましたが、「出来ない」の一点張りで、「今、新しい情報元と交渉している。この情報元は最近とても的中していて評判が良い。新しい情報元なので、情報を貰うため、会社で５千万円の手付け金を支払う用意をしている。週末には用意できるので、その後また連絡する」との答えでした。
９月２６日、「無事５千万円を支払ったので情報を入手できる」「情報漏れを防ぐため客に契約書を書いて貰わないと情報提供はしないと言っているがどうするか？」と訊かれ、不安になり内容を質すと、「初めての情報元にはよくあることで、形だけの事でたいしたことは無いが、書かないと参加出来ない。情報提供は１０月中、毎週末２鞍ずつの計１６鞍になる」と言われ、「１６鞍分も買わないと元が取れない情報なのか！？話しが違うではないか！」と詰問すると、「当社も予期せぬ出来事で損害が出ている中、客に少しでも多くお金が戻るように努力しているんだ！全部で５０万円程戻れば文句はないだろ！」と逆切れされ、Ａ氏はもう後戻りが出来ないと諦めました。
何日かして届いた契約書をみると、『私は追加して払った９万円と２０万円の合計２９万円で、１６鞍の情報を買い取ったものとし、その情報が的中しなくても、（株）アリーブ代表取締役木村稔に一切責任は無い。会社は途中解約や返金を一切受け付けず、損害には関知しない』というような、（株）アリーブ＝トレジャーに有利な事しか書いていない内容に、署名捺印をするのは恐ろしく思い、ミノに確かめると、「あくまでも形式上の事。万が一的中がない場合もその後も情報は提供するから大丈夫。契約書の返送がないと情報提供が出来ない。お金も取り返せない」と言われ、仕方なく記入し返送しました。
結果／１０月３日、不的中。
１０月４日、的中、１万円×２．６２＝２６２００円の配当。
その後は１０月２５日まで、１４鞍全て不的中。
結局、馬券代にさえならない結果で、その後ミノとは連絡がとれなくなり、さらに１１月末、会社の電話もミノの携帯も、「本人の都合により通話が出来ない」というアナウンスが流れ、連絡が途絶えてしまいました。こうして、とうとう騙されたのだと確信しました。 |
Ａ氏は、木村のメールに「過去４回全て的中し１千万円回収している」などとあるのを信用して２万円を支払い、ミノに「馬の不調や、落馬以外は外れないし必ず儲かる」と言われて信用して９万円を支払い、「前よりももっと儲かるので絶対に参加した方がよい」「後で何百倍にもなって返って来るから今は頑張った方がよい」と言われて、２０万円を支払いましたが、競馬でこのように必ず的中することなどあるはずが無く、そのようなあり得ないことをまことしやかに話をしたこと自体、Ａ氏を欺く行為に他なりません。そして、本来はあり得ないことでも、人を欺すことに慣れた（株）アリーブ＝トレジャーの社員が言葉巧みに、熱心に、くり返し語る（メールを含む）ことで、「もしかしたらあるのかもしれない」、そして、「きっとあるのだろう」と信じこまされてしまうのは、少なからず、人間にありがちな共通の心理ですから、欺く行為と、信じて支払ったという結果には相当因果関係がみられます。
また、話の通りであれば、的中率１００％というべきでしょうが、１歩譲って９９％としても、不的中率は１％です。この確率で４鞍連続不的中の確率は１億分の１で、簡単には出ません。ところがＡ氏は全部で２０鞍の情報を貰い、的中はわずかに１鞍のみで、それも的中とは言えないようなごく低配当のものでした。これは、もし話が本当であればあり得ない結果であり、このことからも、取得した情報が何の根拠もないでたらめなものであることがわかります。
さらに、前述のように、いろいろな理屈をつけて、追加情報料を支払わせましたが、このように追加料金を次々に払わせる（払わざるを得ない状況に追い込む）のはこの種の詐欺事案によく見られる常套手段であり、違法性を裏付けるものです。
このように、何から何まで用意周到に準備して作られた、必ず利益がでる、必ず当たるという荒唐無稽な作り話を、木村、渡辺、ミノ等々のみならず、（株）アリーブ＝トレジャーを構成する多数の人間が互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、或いは追及に窮して逆切れし、従わざるを得ない状況に追い込んで契約書を書かせた行為、更にはとうとう連絡がつかなくなり雲隠れする行為は、まさに組織的な詐欺・強迫行為です。 |
関連会社
三秀コスモ（株） 代表取締役 木村稔
馬権力（ばけんりょく）
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摩天楼
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| トレジャー （株）アリーブ 木村稔 |
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団体名
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株式会社アリーブ |
| 電話番号 |
電話もつながらない |
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所在地
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〒１４１−００２２
東京都品川区東五反田五丁目２２番３７号
郵便がとどかない |
| 代表者 |
代表取締役 木村稔
東京都中野区大和町１丁目１５番１０号
東京都中野区白鷺1-25-5
木村稔の個人住所に宛てた郵便も届かない |
| ホームページ |
みつからない |
| その他 |
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| 銀行口座 |
ジャパンネット銀行本店営業部 普通８４７１４１２（株）アリーブ |
| 支払代行 |
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| 提携先 |
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| 所在地 |
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| 電話番号 |
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| 銀行口座 |
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