悪質商法の事例               作成日 08/3/19 更新日 
悪質競馬情報の事例 26
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悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
〜悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません〜    安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。

悪質競馬情報提供会社 (株)○○詐欺情報社   架空格付会社○○
             1号架空カリスマ情報社○○/2号ぺーバーカンパニー梶宦
ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。
終 了
多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を一部書き換えて公表しています。
事案の概要

 Fさんは平成19年○月○日ごろ、九州スポーツに載った(株)○○詐欺情報社の広告に、「たった500円で3ヶ月間もの情報がお聞き頂けます。500円のみ。それ以外の料金は一切かかりません。阪神Cは万馬券」などの記事をみて、興味をもちい、500円ならと、振り込み、登録しました。
そして、○月○日に2レース、○日に2レースを買ったものの、当たりませんでした。
 すると、(株)○○詐欺情報社1番詐欺師徳田という男から、架空格付会社○○という、優秀な情報企業を顕彰する機関があり、そこの顧客部門で自社が推薦されているので、架空格付会社○○の葉書のアンケートに答えて欲しいと言われ、出しました。すると(株)○○詐欺情報社架空格付会社○○の顧客部門で賞を頂いたとの連絡がありました。
 また、1号架空カリスマ情報社○○という日本で1番すごい情報会社が日本社会に貢献するために、一般会員9名に情報を提供することになり、凄い情報なので、Fさんを推薦した言ってきました。
 1週間後、1番詐欺師徳田から電話があり、「私が1号架空カリスマ情報社○○の最高顧問の架空カリスマ2番詐欺師氏にお願いして、あなた様が推薦されることになった。今後凄い情報が得られ、すごい富が得られます」という知らせと、1号架空カリスマ情報社○○のパンフレットが送られてきました。そして、1番詐欺師徳田から電話があり、そこに書いてある通りであるとのことでした。 みると、1号架空カリスマ情報社○○業界最高権威と言われる架空格付会社○○の評価で、6期連続14度目の「最優秀企業大賞」を受賞したとあり、最高顧問の架空カリスマ2番詐欺師をはじめ、幹部の写真の姿は、業界をリードするに相応しい風格が感じられ、毎回のように当たったとする万馬券の写真が並び、それらのすごさに、本物だと信じてしまいました。
 さて、1番詐欺師徳田からは、8鞍、16鞍、32鞍の3つの選択肢の中から何鞍にするかによって金額が変わるので、好きな鞍数でお金を振り込んで欲しいという電話がありました。最初は金額が高く、断ったものの、「こんなことはかつてないことであるので、是非参加して欲しい」と再三電話があったので、自分自身もかけてみようと思うようになり、平成20年○月○日に、とくダネスポーツに16鞍分の○○万円を振り込みました。そして○月○日より、毎週土日に1鞍ずつ、○月○日まで合計16鞍の競馬情報をもらいましたが、結局全て外れました。
 ところで途中、2、3回やっても全然当たらない時に、1番詐欺師徳田に当たらないと文句を言ったところ、架空格付会社○○3番詐欺師大原という男を紹介してきました。3番詐欺師大原は、今立て直しをしているので、しばらく待ってくれということでした。その後、1号架空カリスマ情報社○○架空カリスマ2番詐欺師が権利枠を所持する2号ぺーバーカンパニー梶宦を紹介してきました。そして、2号ぺーバーカンパニー梶宦4番詐欺師風祭から電話があり、架空カリスマ2番詐欺師が持っている国内で3人しか持っていない枠にあなたを推薦するということでした。これであなたの損失は払拭されるということで前と同じように3つの鞍数の中どれをするか1週間以内に決めてほしいということで、2号ぺーバーカンパニー梶宦のパンフレットが送られてきました。みると16鞍で50万ということだったのでもうやめますといったところ、次の週に値段を下げて再度電話があり、速達が送られてきました。見ると、16鞍25万でした。そして、どうにか前の損失を取り返したいという気持ちもあって、2月7日に○○万円を2号ぺーバーカンパニー梶宦に払い込んでしまいました。
 次の週から情報をもらいレースをおこないましたが、1号架空カリスマ情報社○○の情報は、毎回3連複の2,3点情報だったのに対して、2号ぺーバーカンパニー梶宦は3連単の1点情報です。
 しかし、そこでまた2、3回レース行ないましたが、当たらないのでどうなっているのかと4番詐欺師風祭に電話したところ、「申し訳ない。今立て直している」ということでした。そして電話があり、最終的にいくらほしいのかといわれたので、はじめは、今までの損失をとりかえせたらいいと答えると、再度、最終的にいくらほしいのかと言われ、2、3000万ぐらいですと答えました。すると、そのための情報を用意しているということで、2鞍5万円でという文書が送られてきました。そこで、ここでも信用して、○月○日に○万円を振り込みました。
 そして○月○日と○日に1鞍ずつ3連単の情報提供を得て買いましたが、当たりませんでした。○月○日に4番詐欺師風祭から電話あり、申し訳ないどのように対応するか今検討中であるからしばらく待って欲しいといわれました。次の日速達で2号ぺーバーカンパニー梶宦最高責任者、架空カリスマ5番詐欺師からの手紙がきました。
 しかしその後、インターネットで2号ぺーバーカンパニー梶宦が悪徳競馬情報社であることを知り、だまされたと確信しました。
パンフレット等の内容は全て捏造と言ってもよく、1号架空カリスマ情報社○○最高顧問、架空カリスマ2番詐欺師なる人物は存在せず、架空格付会社○○から始まる話の全ては架空の話であり、実績と称する数字も捏造であり、何から何まで、組織的に用意周到に準備して構成された物語に過ぎません。1番詐欺師から5番詐欺師に至る面々の話や信書も、これらを信用させる為に仕掛けられた作り話です。
 架空会社:名前だけのもの
 ペーバーカンパニー:登記はあるが、社名や口座を利用しているだけで実態のないもの。
 (株)○○詐欺情報社も、もしかしたらペーパーカンパニーかもしれませんが・・・。
 競馬情報詐欺会社の多くはいくつかのグループにわけられ、どれも背後には黒幕がいるとかいないとか・・・。