悪質商法の事例               作成日 08/3/29 更新日 
悪質競馬情報の事例 29
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悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
〜悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません〜    安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。

悪質競馬情報提供会社 (有)○○詐欺情報社 /1号架空カリスマ情報社○○
             
多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。

1、事案の概要  相談前

 Qさんは2006年10月17日、インターネットで(有)○○詐欺情報社のホームページを見て、入会金1500円だけで有益な情報が貰えることを知り、新規会員登録をしました。
 すると、(有)○○詐欺情報社の担当、1号詐欺師上野から、1号架空カリスマ詐欺師○○という凄い先生の無料予想が人数限定で聞けると言われ、該当日に電話をしましたが、混雑して結局つながりませんでした。後日、1号架空カリスマ詐欺師○○の無料予想が的中し、ものすごく反響があったこと、1号架空カリスマ詐欺師○○の情報提供が決定し、現会員と新規会員の内10名ほどが、その名誉ある権利を手にすることが出来ることになったことを聞きました。
 10月30日頃、1号架空カリスマ詐欺師○○から○○書の資料が届き、1号詐欺師上野からは、1号架空カリスマ詐欺師○○の名誉ある権利をQさんが取得してびっくりしたと言われました。そして、1号架空カリスマ詐欺師○○の情報取得に関する説明を受けました。
「昨年は情報料が高額だったので、一番長い期間の情報取得をしたのは一人だけだった。その人は、身体障害者で、家をリフォームするために貯めた貯蓄で参加したが、5千万円もの大金を手にして、これで本当にリフォームが出来ると喜んでいた。それに比べて今回は実績があるにも関わらず、情報料は安くなったので参加しないのは本当にもったいない。昨年の実績を知っている現会員の中には1号架空カリスマ詐欺師○○の情報を取得できる権利を買いとりたいという人もいるぐらいだ。」と言われました。また、Qさんが、「5千万円にはならないとしても1千万円くらいを期待してもいいか」と聞くと、それは大丈夫だと言われました。これらの話や資料を信じて、Qさんは2006年11月1日、○○詐欺情報社に135万円を振り込みました。そして、11月4日から情報が提供されましたが、ことごとく不的中でした。
 そこで、1号詐欺師上野や1号架空カリスマ詐欺師○○に何故かと聞くと、「今まで使っていた情報筋が裏切るような行為をしているらしい。このままご迷惑をおかけできないので、1号架空カリスマ詐欺師○○よりすごい実績があって、政治家に1鞍200万円で情報提供しているほどの師匠に情報提供を頼んでいる最中です。」とのこと。
 そして12月11日頃、1号架空カリスマ詐欺師○○や1号詐欺師上野から、「1号架空カリスマ詐欺師○○先生のお師匠から情報が提供されることに決まった。お師匠は1鞍200万円で情報を提供しているので、1号架空カリスマ情報社○○の紹介でも、1号架空カリスマ情報社○○に支払った135万円の他に20万円が必要になってしまう。」と言われました。途中で止めるわけにはも行かず、半ば強制される形で、12月14日、1号架空カリスマ情報社○○に20万円を振り込みました。しかし、全て不的中でした。
 2007年2月頃、上野に「あまりにもあたらないから、今まで支払った情報代金を返して欲しい。」と告げると、「お師匠も情報を取得するためにお金をかけているので、情報料は返ってこない。お師匠さんに的中を出してもらって回収するしか方法はない。」と告げられました。
 それから2007年11月下旬まで、1年以上もお師匠さんの情報提供を受けましたが、全て不的中でした。
 2007年11月27日頃、一向に的中に結びつかない状況に耐えられなくなったQさんは、1号架空カリスマ情報社○○の2号詐欺師杉原に、「昨年の11月から1年間情報を提供してもらったが、的中が出ず、情報料金と馬券購入費を合わせると350万円ほどのマイナスです。こんなことでは夜は眠れないし、精神的にもかなり追い詰められていて、安心して新しい年を迎えることなんてできません。」と伝えました。すると、「お師匠さんに今回、いわゆる出来レースに近い情報があるそうです。200万円の9割の180万円を1号架空カリスマ情報社○○が負担するので、残りの20万円を負担していただきたい。」「今回の情報は、年内回収が出来る確率が非常に高いので、不安な日々から解放されると思いますよ。」と言われました。また、1号詐欺師上野からは、「今回の情報はすごいものなので、もし自分で都合がつかないのならば、友人から借りるか消費者ローンで借りるしかないでしょう。返すあてがあるのだから大丈夫です。」と言われ、後には引けず、強制されるように、11月30日、○○詐欺情報社へ20万円を振り込みました。しかし、その後も全く不的中でした。
 2007年3月4日頃、たまたま見た、競馬情報サイト上の悪徳競馬情報会社の手口を見て、疑いを生じたQさんは、弊事務所に連絡を下さいました。
 
2、事案の概要  相談後
 Qさんのお話し等を精査したところ、近頃よくある競馬情報詐欺事案と同様のものであることがわかりました。1号架空カリスマ詐欺師○○なる人物もその師匠なる人物も存在せず、ホームページ上の万馬券や的中実績は捏造であり、1号詐欺師上野、1号架空カリスマ詐欺師○○、2号詐欺師杉原等の話は、用意周到に準備された作り話です。そして、このように、捏造した情報や作り話でQさんして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為であり、長きに渡り欺し続けたことは、悪魔的で、許すべからざる行為です。