悪質競馬情報提供会社 （株）○○情報詐欺社／１号架空カリスマ情報社○○
架空格付け会社○○／架空格付け大会○○／ |
| ○ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
|
|
| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要 相談前
Ａさんはスポーツ新聞で（株）○○情報詐欺社の広告を見て、競馬の順位予想の情報を無料で得られることを知り、○月○日に登録料○円を（株）○○情報詐欺社の口座に振り込んで登録しました。そして、○月○、○日の２日間、情報を聞いて、合計４〜５レースを買いましたが全て不的中でした。
すると、翌日担当の一番詐欺師工藤から電話が入り、不的中の詫びと、「架空格付け大会○○」という、競馬情報企業の優劣を評価する大会で史上最多となる７部門の受賞を独占した「１号架空カリスマ情報社○○」という情報会社が、一般に情報を開放するに当たり、情報取得者を決める投票会議があるので、Ａさんを推薦するとの話でした。
その後、一番詐欺師工藤より電話が入り、投票会議でＡさんが「１号架空カリスマ情報社○○の情報権利」を取得したと聞かされました。そして、「１号架空カリスマ情報社○○」の資料が届きました。
資料によると、架空格付け会社○○が主催して行われた、「第○○回架空格付け大会○○」で、「１号架空カリスマ情報社○○」社が「最上級○○賞」を初めとして史上最多となる７部門の受賞を独占し、名実共に日本最高の競馬情報事業としての地位を証明した稀代の情報企業であると書かれていました。また、「１号架空カリスマ情報社○○」の最終取得権利「全１５枠」の正式決定を告げる書面には、まず９０名が候補になり、さらにその中から１５名が選ばれ、その中に得票数１位で選ばれた自分の名前があるのを見て、これは本当の事だとＡさんは思いました。
さらに、１号架空カリスマ情報社○○のパンフレット等には、「前週に的中した万馬券の写真」「３月の的中例として８本の万馬券の写真」「統合運営顧問、二番カリスマ詐欺師○○の自信に満ちた写真」「取得者投票会議で居並ぶお歴々の写真」や、「１開催あたりの平均回収利益規模５０００倍」「最低取得期間８日間（計８鞍）でも５０００倍」「開放初週には期間内の投資資本捻出を担う最大の収益確保が予定」「平均配当額８万円」「的中本数は年１２３０本」などの言葉が踊り、Ａさんは、凄いと思いました。そして、「１号架空カリスマ情報社○○」情報８レース分、通常○○○万円を○○万円と書いてあったので、○月○日に（株）○○情報詐欺社の口座に○○万円を振り込みました。
その後、一番詐欺師工藤から１号架空カリスマ情報社○○の三番詐欺師船木と話すように言われたので、電話をすると、三番詐欺師船木から、貴方は得票数１位になった人なので、他の人が凄く注目しているし、１号架空カリスマ情報社○○としてもできるかぎり利益を上げて頂き、その凄さを他の人に示したいと言ってきました。そして、８レースの上の、１６レースを、○○○万円のところ○○万円で勧めてきて、あと○○万円なんとかして下さいと言われました。Ａさんはお金が無いと断りましたが、「そこをなんとかして下さいよ。８レース分だと、これっきりの付き合いになりますよ。」などと言われ、もう一度、資料を読み直しているうちに、的中していることばかり考えてしまいました。そして、登録締切日が○月○日（金）午後３時で、あせりもあり、翌○月○日に追加で、○○万円を振り込みました。これで合計○○万円を振り込んだことになります。
いよいよ情報公開の初日、○月○日（土）になり、阪神か中山のどちらかの第１１レースの、３連単１点指定の情報を聞き、２万円を投票したものの不的中になってしまい、「何かおかしい」と思いました。
翌○月○日（日）は阪神第１１レースのＧＩ「桜花賞」の３連単１点指定を取得し、５千円を投票しましたが、またもや不的中となり不安になりました。
その後、（株）○○情報詐欺社から速達でお詫びと今後に関する緊急報告と書いてある手紙が来ましたが、その内容はあまりにも出来過ぎている感じを受けました。
４月１６日には架空格付け会社○○から速達で手紙が来ましたが、不的中の責任を他人に押しつけている気がしました。その日の内に架空格付け会社○○から電話で、「貴方の為だけに緊急対策本部を設置しました。○月○、○日のレースは全力を挙げて情報提供します」と言って来ました。
しかし、不安になったＡさんは、インターネットで調べてみると、同様の事例が沢山あったので、ショックを受けました。
それでも、○月○、○日に、各１レースを３連単１点指示で買いましたがいずれも不的中になった上、その後、（株）○○情報詐欺社から届いた封書に新たな情報会社のチラシが入っていたのを見て、欺されたと確信しました。 |
| 「架空格付け会社○○」も「架空格付け大会○○」も「１号架空カリスマ情報社○○」もすべて架空の作り話で、パンフレット等に記載された過去の実績、万馬券、代表者・幹部の写真等は全て捏造です。そして、（株）○○情報詐欺社の社員が入れ替わり立ち替わり現れては、電話で語ったことは全て作り話で、Ａさんから金員を騙し取るための芝居に過ぎません。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、複数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａさんをして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為です。 |
| |