悪質競馬情報提供会社 （株）詐欺情報社○○／架空カリスマ情報社○○
／架空管轄組織○○ |
| ○ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
事案の概要
Ａさんは平成○年○月○日、九州スポーツ紙上にて、競馬の順位予想の情報を無料で提供するという（株）詐欺情報社○○の広告を見て興味を持ち、６３０円を振り込み登録し、さっそく電話投票しましたが不的中でした。
すると○月○日にＡさんの専属担当になった１番詐欺師城嶋という男から電話があり、「貴方の人生が大きく変わります。後で資料をお送りしますので読んで見て下さい」との事でした。
そして、（株）詐欺情報社○○より、その管理支援を行う架空カリスマ情報社○○の「○○協定○○情報」の資料が届きました。
○○協定○○情報とは、架空カリスマ情報社○○の最高業務責任者である２番架空カリスマ詐欺師○○が監修するもので、「次代の国内経済を担うに相応しい５枠の『特定個人』にのみ提供される情報」で、投資額の５０００倍もの配当が見込まれるというものです。送られてきたパンフレットやチラシには、自信に満ちた、２番架空カリスマ詐欺師○○の写真、的中実績を示す万馬券の数々、「総合情報精度９８．８」「８万円を越える的中平均配当」「権利取得者の徹底制限」などの文言、そして「○○協定○○情報」を生み出しては提供していく、国内組織図及びその説明文で満たされ、Ａさんは凄いと思いました。
その後、１番詐欺師城嶋から、文書が届き、「○○協定○○情報」の取得権利者５枠の一人としてＡさんが選ばれことや、「『○○協定○○情報』ならば、必ずや的中情報を知って頂けます。人生２度とないこの機会を絶対に活用して下さい。」などということが書かれていました。
Ａさんはパンフレットと１番詐欺師城嶋の言葉を信用し、これは凄いことだ、早く手続きをしなくてはと思いました。しかし資金がなかったので、意を決して消費者金融２社から○○万円を借りて、○月○日に、１６日間の情報提供分の○○万円を（株）詐欺情報社○○の口座に振り込みました。
ところがその後１番詐欺師城嶋から、もう一つ上の３２日間○○万円のコースを選ばずに後悔した人がいると聞き、３２日間に変更しようと思いました。しかし、資金の工面がつかず止めようとすると、１番詐欺師城嶋から、「もう幹部に伝え準備が進んでいるので変更できない。まだ時間があるので最後の締め切りまで頑張って下さい」と言われ、仕方なく知り合いに○○万円を借り、○月○日に振り込みました。
しかし心配で、３連単１点で大丈夫なのかと１番詐欺師城嶋に聞くと、「大船に乗ったつもりでいて下さい」と明言され、「大きな利益が出たらマンションを買うとか旅行に行かれて下さい」とも言われました。
ところが、○月○、○日ともに不的中でした。
○月○日に、「結果に対するお詫び」と「架空カリスマ情報社○○特別対応本部の措置に関する緊急報告」と称して、運営総合責任者兼総指揮である３番詐欺師徳山の側近である４番詐欺師稲葉が対応にあたるとの手紙が届きました。そして「厳戒態勢を宣言発令し、失われた信頼を取り戻すためにあらゆる権限を尽くして対応を図っていく」との報告が３番詐欺師徳山からあり、Ａさんには、「緊急保護取得者と正式に認定して他の人とは一線を画した専属対応を受けて頂くことになる」と書かれていました。
しかし、にも関わらず○月○、○日のレースは共に不的中でした。
その後、３番詐欺師徳山の手紙に、「架空カリスマ情報社○○の親組織であり、全国の情報事業管理組織を一手に取り仕切る最高管理組織である『架空管理組織○○』に、Ａさんの対応を相談する以外方法はないと判断して、状況の報告に向かうことを決意した」とありました。
そしてその「架空管理組織○○」がＡさんに、「○○競定」と称する情報を最大２４日間提供することになったと連絡があり、届いた架空管理組織○○の内部資料について３番詐欺師徳山からは、「そこに記述される内容は全て真実であり、どうか5番架空カリスマ詐欺師○○を信頼頂き、この一生涯に一度限りとされる特例取得枠を手になさって下さい。そして幸せな明日を歩んで頂けるように」とありました。
また、迷っていたＡさんに対して、５番架空カリスマ詐欺師○○からも、「○○競定」特例取得枠を放棄するとは信じられないと言う様な手紙が３番詐欺師徳山の手紙と一緒に届きました。
Ａさんは、「○○競定」の平成２０年度内部管理資料の中の、毎日のように当たっている、いわゆる十万馬券の的中実績や、５番架空カリスマ詐欺師○○等の言葉を信じて、これは本物だと思い込みました。また、５番架空カリスマ詐欺師○○の、「今まで振り込んだ○○万円を捨てるつもりですか。私のは絶対当たります信じてください」。３番詐欺師徳山の、「もし記載されている的中実績をＡさんが手にしたら、Ａさんの人生にどれだけの変化が訪れることか。その権利を５番架空カリスマ詐欺師○○の配慮によってかろうじて今週末まで認めているものであり、○月○日までにＡさんに前向きな結論を下して頂けなければ消滅してしまうのです」という文言等を見て、マインドコントロールにでもかかったかのように、情報料の工面を考え続けました。そして、ついに○月○日には○を売って資金を作り、○月○日に○○万円を振り込みました。これまでに振り込んだ情報料は計○○万円になります。
かくも信じ、精一杯のことをしたにも関わらず、運命の日である○月○日、○日は共に、無残にも不的中となりました。
Ａさんは頭の中が真っ白になり、騙されたと思ってインターネットで検索したところ、数々の同様の悪質競馬情報の事例を見つけて確信しました。 |
| ２番架空カリスマ詐欺師○○なる人物は存在せず、そこを起点として始まる上記の話は全て架空の話で、的中実績の数字も万馬券の写真も捏造であり、１番詐欺師城嶋、３番詐欺師徳山、４番詐欺師稲葉等の話や文書は、全て用意周到に準備された作り話であります。そして、このように、複数の人間が、捏造した情報や作り話でＡさんをして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為であり、悪魔的行為と言えます。 |
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