| 競馬情報提供会社 ○○詐欺情報社／１号架空カリスマ情報社○○／架空格付け大会○○／２号架空カリスマ情報社○○ |
| ○ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要
Aさんは３月１６日、スポーツ新聞で○○詐欺情報社の広告を見て、競馬の順位予想の情報を無料で得られることを知り、５２５円を貴社口座に振り込んで登録しました。そして、３月２２、２３、２９、３０日と、情報に従って、合わせて７レースを買いましたが、全て不的中でした。
すると、担当の１号詐欺師森沢から電話が入り、不的中の詫びと、「架空格付け大会○○」という、競馬情報企業の優劣を評価する大会で史上最多となる７部門の受賞を独占した「１号架空カリスマ情報社○○」という情報会社が、一般に情報を開放するに当たり、情報取得者を決める投票会議があるので、Aさんを推薦するとの話でした。
その後、１号詐欺師森沢より電話が入り、投票会議でAさんが「１号架空カリスマ情報社○○の情報権利」を取得したと言われました。そして、「１号架空カリスマ情報社○○」から資料が届きました。
資料によると、１号架空格付け会社○○という、いわば格付け会社のようなものがあり、そこが主催して行われる、「第○回架空格付け大会○○２００８」で、「１号架空カリスマ情報社○○」が史上最多となる７部門の受賞を独占し、名実共に日本競馬情報事業としての地位を証明した稀代の情報企業であると書かれていました。また、明優の最終取得権利「全１５枠」の正式決定を告げる書面には、まず９０名が候補になり、さらにその中から１５名が選ばれ、その中に得票数１位で選ばれた自分の名前が確かに書き込まれているのをみて、Aさんはこれは本当の事だと思いました。
さらに、１号架空カリスマ情報社○○のチラシには、「前週に高額配当的中供与を実現したとする万馬券の写真」「統合運営顧問の２号カリスマ詐欺師の自信に満ちた写真」「１号架空カリスマ情報社○○の情報権利・取得者投票会議で居並ぶお歴々の写真」「１開催あたりの平均回収利益規模５０００倍」「最低取得期間８日間（計８鞍）でも５０００倍という極めて高度な平均回収利益規模の数値が設定されている」「開放初週には期間内の投資資本捻出を担う最大の収益確保が予定」などの言葉が踊り、Aさんは、凄いと思うと同時に、これなら大丈夫と思いました。
そしてすっかり信用したAさんは、４月７日、「１号架空カリスマ情報社○○」情報３２鞍分として○○万円を貴社口座に振り込みました。
ところが、１号詐欺師森沢に電話をすると、１号架空カリスマ情報社○○の３号詐欺師船木と話して下さいと言われたので、電話をしたところ、３号詐欺師船木から、あなたは得票数１位で１号架空カリスマ情報社○○の権利を取得した方なので、１号架空カリスマ情報社○○としてもできるかぎり利益を上げて頂き、その凄さを他の人に示したいと言ってきました。そして、１６レースを○○○万円で勧められました。しかし、お金がないと言うと、８鞍○○○万円でどうかと言われたので、１号架空カリスマ情報社○○の凄さを信じていたAさんは、４月１０日に○○○万円を貴社の口座に振込ました。
ところが、レースが始まると、４月１２、１３、１９、２０日と全て不的中という信じられない結果でした。
すると不的中の詫びの手紙が届き、同時に、さらに上位の情報である「架空格付け大会○○」の案内が同封されていました。そこには、「最高峰○○組織」「神の領域と称される『○○階級層』を統制する絶対的存在」などの言葉が踊り、いかにも凄い情報であるかのように書かれていました。また４号詐欺師からも熱心な誘いがありました。すでに○○○万円を振り込み、何とか取り返したい気持ちでいたAさんは、今度こそ当たると信じて、４月２８日に○○万円を架空格付け大会○○の口座に振り込みました。するとレースが始まる間もなく、言葉巧みにさらに上位の追加情報を勧められ、１週に１回くらいは当たるものと信じて、１６鞍分として、４月３０日に○○○万円、５月２日に○○○万円を振り込みました。
そして５月３日から情報取得が始まりましたが、なんと言うことか８レース続けて不的中でした。話とは全く違う結果に愕然とする毎日でした。
すると、その時も不的中の詫びと、さらに新しい情報を提供するとの案内が「２号架空カリスマ情報社○○」から届きました。話とは全く違う予想外の不的中続きで冷静な判断力を欠いていた上に巧みな誘いがあり、紹介料として５月１９日に３２万円を「２号架空カリスマ情報社○○」の口座に振り込みました。
すると、最高峰情報「○○」の案内が届き、８０万馬券、４０万馬券などの写真が載り、本当に凄いと思わせる内容でした。１６鞍分で○○○万円だが、最初に○○○万円振り込んで、残りは当たってからでいいと言われたAさんは、言われるままに５月２０日、子どもの保険等を解約して○○○万円を２号架空カリスマ情報社○○の口座に振り込みました。これまでに振り込んだ金額は○○○万円になります。
さて、最後の希望を託して、５月２４、２５、３１、６月１日と情報を得て馬券を買ったものの全くの不的中でした。
すると、さらに新たな情報を提供するという話がきました。しかし、すでに持ち金は底をつき、馬券を買うお金さえない有様で、Aさんはようやく貴社及び提携会社との交渉を断ちました。こうしてとうとう欺されたことを確信したAさんは、奈落の底に突き落とされたような惨めさと悔しさに、このままでは死んでも死にきれないと思い詰めていたところ、本職を知り、連絡を下さいました。 |
| 「○○」も「架空格付け大会○○」も「１号架空カリスマ情報社○○」も「１号架空格付け会社○○」も「２号架空カリスマ情報社○○」も、すべて架空の作り話で、パンフレット等に記載された過去の実績、万馬券、代表者・幹部の写真等は全て捏造です。そして、１号詐欺師森沢、３号詐欺師船木その他、各社の担当者が入れ替わり立ち替わり現れては、電話で語ったこと、文書に書き記したことは全て作り話で、Aさんから金員を騙し取るための芝居、仕掛けに過ぎません。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、複数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Aさんをして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為（民法９６条、刑法２４６条）であります。また、その結果、Aさんが精神的にも経済的にも大きなダメージを受けることを予見しつつ、何等躊躇することなく遂行するその精神は、極めて悪魔的です。 |
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