悪質商法の事例               作成日 08/3/19 更新日 10/5/23
悪質競馬情報の事例 58
           板倉事務所トップページ > 競馬情報詐欺一覧

悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
〜悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません〜    安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。

競馬情報提供会社 梶宦寫シ欺情報社/1番架空カリスマ詐欺情報社
               2番架空カリスマ詐欺情報社
 ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。
終  了
多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。
1、事案の概要  相談前

 Hさんは、平成○年○月にスポーツニッポンに掲載された梶宦寫シ欺情報社の広告を見て、○月○日に630円を振り込み会員登録をしました。
 すると1度も情報を聞かない内に、梶宦寫シ欺情報社の1号詐欺師サトウと名乗る男から、重要な情報があると、数回にわたり電話がかかり、速達郵便物が3通程届きました。その内容は、梶宦寫シ欺情報社の「高度情報管理本部」が管理する情報の内、最高位の「グ○ード1」を一般に提供するに当たり、Hさんが一般会員の中から特別推薦され、候補者40名の中の1人に入ったというものでした。
 その後、Hさんは自分が「グ○ード1」の情報取得対象者に決定したとの知らせを受けました。
 届いたパンフレットによれば、「
グ○ード1」の最大取得権利枠は全国でわずか8枠しかなく、その情報取得対象者が決定されるまでには非常に厳しい審査があることや、過去の実績を見れば、その情報で万馬券が多数当たっていて、それらの写真が多数掲載されており、情報精度が94%、平均配当額は58,155円にのぼり、統括責任者1号架空カリスマ詐欺師○○及び運営幹部等の写真も立派で、1号詐欺師サトウの、「絶対に当たる」「一般会員には殆ど開放されていない情報のチャンスを逃さないように」「借金しても、1鞍で借金以上の金額が1日で回収出来る」「情報取得料10鞍分24万円を振り込めば、1鞍当たり約400万円程の回収が見込める」などの言葉と合わせて、Hさんはすっかり信用してしまいました。そして、1月24日に24万円を振り込みました。
 しかし、その後、1月26〜27日の2鞍と2月2日の1鞍は全て不的中でした。
 すると、高度情報本部の2号詐欺師アンドウと名乗る男から、「
グ○ード1」の情報が不適中になったことについて、1号架空カリスマ詐欺師○○最高顧問の詫び状が届き、また、会員各位の損失を早期に是正回収する為、梶宦寫シ欺情報社を管轄監修する『1番架空カリスマ詐欺情報社』を紹介したいという話がありました。
 
1番架空カリスマ詐欺情報社の最高責任者2号架空カリスマ詐欺師綾○は、梶宦寫シ欺情報社の1号架空カリスマ詐欺師○○最高顧問が若い頃に師事して、情報教育を徹底的に教育指導された人とのことで、2号架空カリスマ詐欺師○○の情報は、「万が一どころか億が一にもはずれない」ということを2号詐欺師アンドウから説明されました。
 そこで、そのような凄い人ならと、信用したHさんは、2月14日に、24鞍分として70万円の情報料を振込みました。
 ところがその後、2月16〜17日2鞍、2月23〜24日2鞍、3月1〜2日2鞍、3月8〜9日2鞍の計8鞍は全く当たりませんでした。
 すると今度は1番架空カリスマ詐欺情報社の2号架空カリスマ詐欺師綾○より、我々を統括する上部組織の『
2番架空カリスマ詐欺情報社』があると紹介されました。確か、1番架空カリスマ詐欺情報社は「管轄業界構成図」の最高位にあり、唯一最高レベルにある情報社であるはずなのに、それよりも上位があると聞き、Hさんはこれまでの話がウソであることに気が付きました。