| 競馬情報提供会社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要 相談前
A氏は２００７年５月末から６月初旬に、新聞のスポーツニッポン等で○○詐欺情報社の広告をみて、遊びのつもりで登録しました。そして、２００７年６月２日（土）から情報を聞き始め、馬単か３連単の買い目を３点もらい、比例配分方式（４、３、３等）で千円購入し、６月１０まで4回の内、1度的中したものの元はとれませんでした。
すると○○詐欺情報社から手紙が届き、国内唯一の永世優先指定企業である｢１号架空カリスマ情報社○○｣の全国情報企業選抜大会で○○詐欺情報社が○位に入選し、「○○情報」、「△△情報」が５枠受けられることになったとのことでした。同封された「○○情報」のパンフレットには、「情報精度９９．２」「的中平均配当５万２６８２円」「８日間平均利益指数４０５２」「８日間的中配当分布、〜５００倍１本、５００〜７００倍３本、７００倍〜４本」と、もの凄い数字が踊り、的中実績として万馬券の写真が多数掲載され、「１号架空カリスマ情報社○○」責任者１号詐欺師や幹部の人たちの自信と活力に満ちた写真、複雑な組織関係図などが一杯で、とても凄く、信頼できそうな内容でした。
一方、○○詐欺情報社の情報はその後も不的中ばかりでしたが、２号詐欺師より｢１号架空カリスマ情報社○○｣の△△情報が受けられることになったと連絡があり、｢１号架空カリスマ情報社○○｣は凄いと思っていたA氏は、６月２０日ごろ、１６レース分として６８万円を○○詐欺情報社の口座に振り込みました。
すると２号詐欺師より、６月２１日（木）の夜に｢１号架空カリスマ情報社○○｣に電話し、３号詐欺師か４号詐欺師に聞けば、「○○情報」の内容を聞くことができると言われ、電話をすると、「万馬券が必ず的中し、大金持ちになれる」と、気迫にあふれた話をされ、実現可能であると思い込んでしまいました。もともと大金を得ようとして登録したわけではなかったものの、このようなとてつもない話に突然遭遇して冷静さを失い、大金が入ることが現実であるかのように錯覚してしまいました。そして、６月２６日（火）に○○詐欺情報社口座に１６レース分として３２０万円を振込みました。
６月３０日（土）より、「△△情報」は馬単１点・３連単１点を５千円購入、「○○情報」は３連単１点で１万円を分散し購入するも、不的中となり、翌日、翌週、翌々週と全て不適中でした。○○詐欺情報社と１号架空カリスマ情報社○○に連絡したものの、謝罪のみで返金を求めても応じくれませんでした。
すると、○○詐欺情報社の緊急対策室の５号詐欺師より、｢１号架空カリスマ情報社○○｣より上位機関の｢２号架空カリスマ情報社○○｣という情報社があり、その最高権威である１号カリスマ詐欺師が友人なので交渉してみるとの連絡がありました。そして２号架空カリスマ情報社○○の情報１枠が、手に入ったとの連絡を受けたA氏は、その情報の凄さを説明されて信用し、７月１６日に１６レース分として８０万円を、２号架空カリスマ情報社○○の口座に振り込みました。その後、○○という特殊情報も入手できたと聞き、これも説明を信用して、７月１８日に３００万円を２号架空カリスマ情報社○○の口座に振り込みました。
そして、７月２１日から８月５日までは、２号架空カリスマ情報社○○の情報に５千円ずつ、１号架空カリスマ情報社○○・○○詐欺情報社には1千円ずつを投資しましたが、○○詐欺情報社・１号架空カリスマ情報社○○・２号架空カリスマ情報社○○共に全て不的中でした。
その後、２号架空カリスマ情報社○○緊急対策室の６号詐欺師より、今度こそ的中出来るとの話があり、またもや説明を信用したA氏は、８月６日に６３万円を振込ました。情報は、３連単1点で２千円を購入するも、全て不的中でした。なお、２号架空カリスマ情報社○○には９月２６日にも３万５千円を振り込んでいます。
すると、引き続き○○詐欺情報社の５号詐欺師沢村氏より、「３号架空カリスマ情報社○○」の２号カリスマ詐欺師の祝賀会に出席することが出来たので交渉中との連絡があり、その後、２号カリスマ詐欺師より手紙で、「今までの経緯を聞きました。私自らがあなたを救います」との内容だったので電話をすると、電話越しでも気迫がこもっており、この人に託せばやっと救われると感じて、A氏は８月１４日に１４４万円を「３号架空カリスマ情報社○○」に振込みました。
３号架空カリスマ情報社○○も３連単1点で当初は1万円を購入したものの、初日に不的中となり、その後は1千円ずつ購入するも全て不的中でした。なお３号架空カリスマ情報社○○には９月１８日にも１０万円を振り込んでいます。
８月中旬、○○詐欺情報社の１号詐欺師清原氏より手紙があり、「４号架空カリスマ情報社○○」の情報を奨められました。｢４号架空カリスマ情報社○○｣では、A氏専用のコンシェルジェ３名が付き、高級感あふれる対応と聞き、信用して、計７５万円を｢４号架空カリスマ情報社○○｣の口座に振込みました。しかし、情報は、馬単と３連複の各1点情報で、最初は1万円購入、その後1千円ずつ購入するも全て不的中でした。
９月中旬より○○詐欺情報社の５号詐欺師沢村氏より手紙で、不的中者の支援詐欺組織「○○」の情報で友人の謝金返済に成功したので、A氏にも紹介したいとの連絡がありました。そして、支援詐欺組織「○○」より支援を行う旨の連絡があり、A氏はこれも信用して計５６万円を振込みました。そして最初は1万円購入、その後1千円ずつ購入するも、今まで同様、情報は全て不的中でした。
このように○○詐欺情報社の仲介・紹介で、｢１号架空カリスマ情報社○○｣、｢２号架空カリスマ情報社○○｣、｢３号架空カリスマ情報社○○｣、｢４号架空カリスマ情報社○○｣、支援詐欺組織｢○○｣の５社に総計１１１９万５千円もの多額の情報料を払いながら全て不的中という結果に終わり、ようやく欺されたと確信しました。 |
A氏が薦められた情報は「特別な情報」のはずですから、仮に９０％の的中率とすると不的中率は１０％になります。この不的中率で１０点連続不的中になる確率は１００億分の１であり、実際にはあり得ないことですが、斉藤氏の結果はこれよりも酷いものでした。これを見ても与えられた情報は特別なものではなくでたらめなものであったことがわかります。
すなわち、上記の文書、パンフレット等の内容は全て捏造と言ってもよく、｢１号架空カリスマ情報社○○｣、｢２号架空カリスマ情報社○○｣、｢３号架空カリスマ情報社○○｣、｢４号架空カリスマ情報社○○｣、支援詐欺組織｢○○｣なるものは存在せず、実績と称する万馬券も数字も捏造であり、何から何まで、組織的に用意周到に準備して構成された物語に過ぎません。１号詐欺師清原、５号詐欺師沢村、２号カリスマ詐欺師等の言葉もこれらを信用させる為に仕掛けられた作り話で、このようにしてA氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為であり、悪魔的行為であります。 |
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