| 競馬情報提供会社 ○○詐欺情報社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
| 追加料金を請求してくるタイプ。 |
１、事案の概要
A氏は平成２０年５月３日（土）にスポーツニッポンに掲載された○○詐欺情報社の広告を見て、競馬歴は１年弱と短いものの、競馬の順位予想をする情報会社がある事を初めて知りました。そして広告の「４週間で１０本の万馬券的中」という言葉にひかれ５月９日に５２５円を振込み会員になりました。
そしてさっそく５月１０日に３レース分計１１点の情報を取得して計３千円の馬券を購入したところ全て不的中でした。翌５月１１日（日）は２レース分計１０点を計２千円で購入すると、そのうち１点が的中し、馬券代２００円購入に対して、配当が５６２００円ありました。
その直後、○○詐欺情報社からお詫びの郵便が届きました。その中に「○○検認情報」についての説明が同封されていました。その件について詳しく話を聞こうと思い５月１４日に馬券長者に電話しました。するとA氏の担当だと言う１号詐欺師サカタが出て来て、まず、初週４レースの不的中のお詫びと的中した情報は「C級検認情報」だったと聞かされました。これに対して「プレミアム検認情報」は、それよりさらに精度も的中率も配当（３００倍）も高く、本来は新規会員には開放しない最上級の情報であると言われました。それを今回の不的中のお詫びとして安い料金で開放する事になったと言う事でした。万馬券が当たっていたので、A氏はその話を信用したものの、取得レース数を迷っていると「やればやるほど利益は大きくなります。最大６レースを取得される事を強くお勧めします」と言われ、その言を信じて、その日（５月１４日）に６レース分の２０万円を○○詐欺情報社の口座に振込みました。
そして、５月１７日から６月１日まで、○○検認情報を６レース各３点ずつの計１８点聞き、１レースにつき各１万円ずつ購入しましたが、全て不的中でした。
プレミアム検認情報の初週不的中後すぐに、○○詐欺情報社から郵便と電話があり、担当者が２号詐欺師南京子に変わったことと不的中のお詫びがありました。その時に「１号架空格付け会社○○」という、いわば情報会社の格付け組織の発行している情報ランキングの支持率部門にぜひ投票してほしいと言われました。ランキングの２０位以内に入ると関係者からより良い情報が得られるとの事でしたので迷わず投票しました。
その後 ○○詐欺情報社からランキング１９位に入賞したと郵便がきました。その時に「１０期連続総合１位」を達成した圧倒的な実績を持つ情報会社「○○詐欺情報社」の情報が６名にのみ―般開放される事になったので、○○詐欺情報社から２０名の新規会員を推薦し、Ａ氏もその中のひとりに入っていると言われました。他の２社からも各２０名、合計６０名の中から選ばれる６名にだけ１号架空カリスマ情報社○○の情報が開放されると言うのです。この情報会社は、「年間的中値９５．０３」「平均配当８７２．３２倍」で、「ごく少数の富裕層の会員にしか情報を開放してこなかった情報会社の最高峰で、いくらお金を出しても会員にはなれない」と言われました。「１号架空カリスマ情報社○○の情報を取得する事ができれば、一生涯ぜいたくな暮らしができる巨万の富を手にする事は間違いない」と言われ、期待してしまいました。これまでの情報は不的中が続いたにもかかわらずすっかり信用させられていました。そして６月１日に、５月３０日に行われた取得者認定会を経て６名の内のひとりにＡ氏が選ばれたと言う郵便が届きました。その手紙には、担当者の２号詐欺師南がどれほど頑張って１号架空カリスマ情報社○○の会員をアピールしたかなど、認定までの経緯が書いてありました。６月２日に２号詐欺師南氏から電話で、選ばれた報告が興奮ぎみにありましたが、その時に何鞍申し込むか聞かれ、６月６日が締切日なのに性急だなと思い少し不安を感じました。その後毎日２号詐欺師南から電話があり、「早く決めて下さい、いつ振込みますか」と催促されました。資金的な事情もあり返事を延ぼしていましたが、「１号架空カリスマ情報社○○の会員だけ特別取得費用が設定されているし、―生のうち二度とない機会なのでぜひ申し込んで下ざい。初週は少し低めの配当からいきますがそれでも６００倍位で、取得費用と土曜日の馬券代だけ用意して頂ければ結構です」と１号架空カリスマ情報社○○から連絡がありました。「初週だけでも高額の配当金を手にするわけですから情報料なんて問題にならないですよ」と言われ、ついに信用して６月５日に８レース分○○万円を○○詐欺情報社口座に振込みました。これまでに振り込んだ情報料は合計○○万円になります。
そして６月７日、８日の２日間で計４レース、各３点ずつの計１２点の情報を「１号架空カリスマ情報社○○」から聞き馬券を計４万円購入しましたが全て不的中でした。この事実を見てＡ氏は欺されたと思い、それ以後の情報取得を止めました。
また、いわゆる無料情報も６月８日を最後に聞くのを止めましたが、それまでに、的中は５月１１日以外は５月１８日の１件のみで、１レース５点のうち１点が的中し、馬券を１００円購入して２３０００円の配当がありました。無料情報の配当は計７９２００円になります。しかし、Ａ氏は全１０週間、２１レース分１０１点を購入し、的中は僅かに２点のみでしたから、「４週間で１０本の万馬券的中」からすれば２５本の的中があってもよいことになり、うたい文句とはかけ離れた結果でした。
Ａ氏は、不的中の翌週、緊急時の対応として「○○本部」設置されたという手紙に続き、１号架空カリスマ情報社○○の最高責任者３号詐欺師伊藤が持つ２号架空カリスマ情報社○○の国内に３枠しがない情報取得権利を譲渡する事になったという手紙をもらい、さらに情報料を要求してくるのを見て、完全に詐欺だ気がつきました。 |
いわゆる無料情報でのＡ氏の２１レース分１０１点中２点の的中は、新聞等を参考にすれば、素人でも出せるような数字です。
「○○検認情報」は「４週間で１０本の万馬券的中」をうたう無料情報より更に精度の高い情報ということですから、毎レースごと万馬券が当たる約束をしているのと同じであり、仮に１レース当たりの的中率を９９％として計算すると、６レース連続的中の確率は約９４％ですから、ほぼうたい文句通りになります。しかし、この場合不的中率は１％ですから、６レース連続不的中の確率は１兆分の１になり、通常はあり得ない出来事です。さらに、「１号架空カリスマ情報社○○」の情報に至っては、「年間的中値９５．０３」というからには、「プレミアム検認情報」以上の的中率を約束するはずですが、これも同じく的中率を９９％にして４レース連続不的中の確率を計算すると１億分の１です。このように情報がうたい文句のように特別なものであるなら、現実にはあり得ない出来事をＡ氏は２度も体験したことになります。このような結果は、情報が、大金を支払わせるに値する、うたい文句通りの特別な情報ではないことを示すだけではなく、素人予想に近いもの、あるいは限りなくでたらめであることを十分推測させるものです。
以上のことも含め、上記のパンフレット等の内容は全て捏造と言ってもよく、「１号架空カリスマ情報社○○」最高運営責任者の３号詐欺師伊藤なる人物は存在せず、１号架空格付け会社○○から始まる話の全ては架空の話であり、実績と称する馬券も数字も捏造であり、何から何まで、組織的に用意周到に準備して構成された物語に過ぎません。１号詐欺師サカタ、２号詐欺師南等の言葉もこれらを信用させる為に仕掛けられた作り話で、このようにしてＡ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺的行為です。 |
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