| 競馬情報提供会社 ○○詐欺情報社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
|
|
| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
| 追加料金を請求してくるタイプ。 |
１、事案の概要 相談前
Ａ氏は２００８年２月２５日、スポーツニッポンの新聞に掲載された○○詐欺情報社の広告をみて興味を感じ、２月２７日に５００円を○○詐欺情報社の口座に振り込み登録しました。そして、さっそく３月１、２、８、９日と情報を得て馬券を買いましたが、全て不的中でした。
すると、１級検定資格者と名乗る１号詐欺師岡田から、手紙や電話があり、○○詐欺情報社は、ランクが低いのでもっと上のランクの情報社を紹介したいと言ってきました。その後暫くして○○詐欺情報社にレースの情報を聞こうとすると、担当者から「よかったですね、すごいですね」と言われ、１号詐欺師岡田からはランキングＳＳＳの「１号架空カリスマ情報社○○」の情報を取得できることになったと聞きました。また、１号詐欺師岡田から、今週取得していれば、何百万円になったとか、一ヶ月で４千万円になったなどの話を聞かされました。
１号架空カリスマ情報社○○のパンフレットは非常に立派で、「国内情報企業最高峰の商号、○○○認定企業」「情報精度９７」「平均配当値９万円超」などの言葉がおどり、的中実績と称する万馬券の写真の数々、創始者○○はじめ幹部諸氏の自信に満ちた写真、複雑な人脈網、業界構成図、歴史記述など、どれを見ても凄いと思わせるものがありました。
Ａ氏は、１号架空カリスマ情報社○○情報の一般開放で全国の１５名の中に選ばれたという話も、パンフレットの凄い内容も半信半疑でしたが、「よかったですね、すごいですね」と思いがけない言葉を、○○詐欺情報社の担当者に言われたことを急に思い出して、信じてしまいました。そして、結局、最大４８レース分として３月１７日の週に、○○詐欺情報社の口座に○○万円を振り込みました。
すると、１号架空カリスマ情報社○○から「特定個人機密供与」情報の話があり、「世間では、絶対取得できない」などと言われ信用して、３月１９日に、○○詐欺情報社の口座に○○万円を振り込みました。これらは１号架空カリスマ情報社○○の情報ですが、その後の提供は全てが不的中でした。外れるたびに謝罪の言葉があり、いろいろ理由を聞かされましたが、納得のいく理由は何もありませんでした。しかし、何を言っても言い訳が返ってくるだけで、自分の思いどおりにはならず、言われままにするしかありませんでした。
その後、不的中続きの１号架空カリスマ情報社○○の２号詐欺師久保から、１号架空カリスマ情報社○○自体ではこれ以上を対応できないので合同支援団体へ移行しますと言われました。情報取得の残りの分は合同支援団体の情報で十分取り返してもらいたいと一方的に言われ、情報料金の返金を求めても応じてくれないので、追いつめられるかのように、合同支援団体の情報を取得することにしました。
すると「２号架空カリスマ情報社○○」を紹介され、４月１０日、２号架空カリスマ情報社○○口座に○○万円を支払いました。しかし、その情報も全て不的中でした。
４月１４日ごろ「モデラート祭」の話があり、参加料は２１号架空カリスマ情報社○○が支払い、Ａ氏は情報料を支払うだけでいいというので、参加を決め、４月３０日、２号架空カリスマ情報社○○の口座に、○○万円を支払いました。しかし、これもまた不的中が続きました。
５月５日(月)の週には３号詐欺師沢木から、「有事統制マニュアル」の話があり、不的中続きの焦りから、「特認移譲指定」と「約定情報」を同時に取得することにし、５月２２日、２号架空カリスマ情報社○○の口座に、○○万円を支払いました。
この時は、５月２４日（土）・２５日（日）の計４レース４点中、１点が的中したものの、購入した馬券代は１点１００円で、配当は僅かに９７０円でした。とても的中と言えるようなものではありませんが、その他は不的中でした。
すると、６月２日(月)の週、３号詐欺師沢木から、「的中を手にしていただきましたね、
安心して下さい、今回の的中をもとに、全特権者支援本部特殊開催に参加していただいて、よりいっそう的中を手にしていただきます」と、電話や手紙があり、今までの不的中を忘れたかのような態度に腹が立ちました。しかもまた情報料がかかるとのことで、呆れて返す言葉もありませんでした。
時間は遡って５月中旬ごろ、２号架空カリスマ情報社○○の４号詐欺師平原から手紙が届き、電話でも話して新しい情報を勧められました。「関係者間の情報だから、必ずや今までの損失を解消できる」との話でした。また４号詐欺師平原の手紙の中に、５号詐欺師羽田からの手紙が一緒に入っていて、まるで１００パーセント的中を手にして、いままでの損失を取り返せるような内容で、「統冠機密情報」を譲るという内容でした。４号詐欺師平原によると、今回は、２号架空カリスマ情報社○○ではなく、「３号架空カリスマ情報社○○」で対応するとのことで、その後、３号架空カリスマ情報社○○の６号詐欺師井坂から連絡があり、「今回１度きりのこの情報を取得して、今までの損失を取り戻した際には、二度と情報業界に踏み込まないように」と言われ、気持ちが決まり、６月１９日（木）、３号架空カリスマ情報社○○の口座に２０万円を支払いました。振り込んだことを、６号詐欺師井坂に伝えると、「５号詐欺師羽田の統冠機密情報」を取得するように勧められ、「残金は的中後に支払えばいいです。外れることなどありえません」と言われ、６月２０日（金）、３号架空カリスマ情報社○○の口座に１０万円を支払いました。しかし、６月２１、２２日のレースは不的中でした。
６月中旬ごろから、「４号架空カリスマ情報社○○の７号詐欺師井森」という人から手紙がとどきました。「競馬情報社を信じつづけ、多大なる損失をしているＡ氏に何とか利益を差し上げたい」といった内容でしたが、その他いろいろうまい話に載せられて、６月２６日（木）、４号架空カリスマ情報社○○の口座に、○○万円支払いました。しかし、６月２８、２９、７月５、６日の計４レースとも不的中でした。
このような不的中続きにＡ氏は疲れ果て、欺されているのではと疑いを持ち、インターネットで調べた結果、本職に連絡を下さいました。 |
無料のいわゆるお試し情報は６レース（３０点）連続不的中ですし、有料情報は、合わせて約２７レース中、的中は１点のみ、配当は僅か９７０円（９．７倍）に過ぎません。必ず当たるかの様な情報であるからこそ何十万円もの情報料を払ったのですが、その的中率を仮に９９％とすると不的中率は１％なので、４レース連続なら１億分の１、６レースで１兆分の１です。このように通常あり得ないことをＡ氏は何度も体験したことになりますが、このような結果は、与えられた情報が、大金を支払うに値する特別な情報ではないことを示すだけではなく、限りなくでたらめであることを十分推測させるものです。
以上からも分かるように、○○詐欺情報社に始まるあらゆることは作り話で、創始者○○も実在せず、従って○○詐欺情報社の実績と称するものは数字も万馬券も捏造であります。また、その後に現れた数々の架空カリスマ情報社も、その実績と称するものは皆捏造です。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺的行為です。 |
| |