| 競馬情報提供会社 ○○詐欺情報社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
| 追加料金を請求してくるタイプ。 |
１、事案の概要 相談前
Ａ氏は２００８年５月２４日、スポーツ新聞のスポニチに掲載された○○詐欺情報社の広告を見て、その凄い的中実績に驚き、かつ、的中が目標値にまで届かなかった場合は情報料が1年間無料になるという文言に魅かれ、それほどの意気込みがあるのであればと希望を持ち、５月２６日に５２５円を登録代として○○詐欺情報社口座に振込みました。
そして５月３１日と６月１日、期待して臨みましたが計２レースとも不的中でした。やはりそんなうまい話は無いかと思っていると、不的中のお詫びの手紙が届き、その丁寧な対応に、もう少し希望を持ってみようかと思いました。
その後、毎週のように届く不的中の詫びの手紙の中に、「○○新報」なる新聞が入っていました。そこには東の「１号架空カリスマ情報社○○」なる会社と西の「２号架空カリスマ情報社○○」なる会社の、それは輝かしい的中実績が掲載されていました。この２社は一般から会員は募集しておらず、特定の富裕層、権力層のみに門戸を開放しているとの事ですが、Ａ氏はそんな世界もあるんだなという程度の認識しか出来ませんでした。ところが○○詐欺情報社の担当の１号詐欺師最上が、○○新報が主催する、各情報社の中から利用者に対応の良い担当者を選ぶための選考会にエントリーされたという知らせが届きました。そして、今後取得出来る情報の質が違ってくるので、ぜひ推薦の電話を入れて下さいと言われ、それならばと早速電話をしました。
すると次の週に１号詐欺師最上が１０人の中に選ばれ、見事表彰されたいう内容の手紙が届きました。そして、その担当者１０人がそれぞれ顧客１０人を選び、合計１００人の中から選ばれた８人のみが、上記の２社の情報を取得できるということでした。Ａ氏は、まず１号詐欺師最上が選ぶ１０人に選ばれた事にビックリしましたが、１号詐欺師最上が言うには、さきがけに入ってまだ的中を経験されてない会員に優先的に今回の権利を与えるべきと主張したことが通り、見事Ａ氏が選ばれたとのことでした。そして、「○○協定合同開放」と命名された２社もそんな会員であればと共感して頂き、その８人の中に選ばれたということでした。
そして立派な「情報取得権利証明書」と案内資料が届き、その各○○筆頭企業の実績や各総合顧問のインタビュー記事を見て、Ａ氏ははっきりと的中を確信しました。そこには、総合顧問２号詐欺師橋本、３号詐欺師岡田の他、幹部諸氏のエネルギッシュな様子の写真や、数々の万馬券を当てた的中実績、スケールの大きな関係者構成図、「８日間で４０００の目標回収基準値」などの言葉が載せられ、見るからに凄いものでした。また、担当の１号詐欺師最上からは興奮ぎみの電話があり、「今回は的中が見込めるので安心している。是非２社とも情報を取得したほうが良い」という言葉を信用し、期待を込めて、各４８鞍分として、○○万円×２社＝○○○万円と、それ以外にも、「産業特化保護指定情報」の案内があったので、１鞍分の２０万円、合計○○○万円を２回に分けて、６月１７日に○○万円、６月２０日に○○○万円を○○詐欺情報社口座に振込みました。
そして６月２１日の初日、各２社から１点ずつと、産業特化保護指定情報１点、計３点の情報を得て各１万円ずつ購入しましたが、全て不的中でした。２２日には各２社から１点ずつ、計２点を各１万円ずつ購入するもまた不的中でした。すると予想外の不的中に対してのお詫びの手紙、電話が届き、合同開放の情報産業主幹部の担当者４号詐欺師笠原から、「なんとか情報の見直しを行っているので、今週に期待して下さい」と連絡がありました。そして迎えた６月２８日、産業特化保護指定には１レース補償があったらしく、その１点と各２社の２点、計３点、３万円を購入するもまたも不的中でした。２９日は各２社から計２点でしたが、各５千円購入するも不的中。５、６日も購入（おそらく各社３点提供で、１２点、馬券代は最低でも１万２千円）したものの、すべて不的中でした。
そろそろ我慢とお金の限界にきたので、８鞍提供過ぎた１４日に情報産業主幹部と○○詐欺情報社に対して、４８鞍から提供された８鞍を差し引いた金額の返金を要求した所、両社ともそれは出来ないの一点張りでした。また「○○相談センター」にも問い合わせましたが、それは出来ないとの事でした。そのため、返金を諦めざるを得ず、情報を取得し続けるしかなくなりました。
そのような不的中が続く中、緊急対策本部が○○詐欺情報社内に設置され、責任者の４号詐欺師能城より電話がありました。この不的中を打破するには「○○詐欺コンサルタント会社」という会社に頼らざるを得ないとの事。「○○詐欺コンサルタント会社」は不的中が続く管轄内の一般企業を立てなおす為に存在する企業との事でした。従って一般の人には情報提供は出来ないという事でしたが、４号詐欺師能城の粘りの甲斐あって情報を取得出来るようになったとの事でした。そして、その○○詐欺コンサルタント会社の統括責任者の５号詐欺師岩澤の『絶対もとを取るという気持ちでなければいけない』という言葉のままに、７月１０日に情報取得料として８レース取得の２０万円を○○詐欺コンサルタント会社の口座に振込みました。
そして期待を込めて７月１２、１３、１９、２０日に情報を取得(おおよそ１２点の最低１万２千円ほど購入)しましたがすべて不的中でした。
このような不的中続きに、Ａ氏は欺されたのではないかと思い、本職に連絡を下さいました。 |
パンフレットの的中実績が事実であるとすれば、毎レース万馬券以上の的中があってもおかしくありませんから、的中率１００％というべきでしょうが、１歩譲って９９％としても、不的中率は１％です。この確率で４鞍連続不的中は１億分の１、８鞍連続なら１京分の１の確率です。このような現実には起こりえないようなことをＡ氏は短期間に何度か経験したわけですから、取得した情報がでたらめなものであることは容易に分かります。
以上からも分かるように、「○○協定合同開放」に始まるあらゆることは作り話で、総合顧問２号詐欺師橋本、３号詐欺師岡田などは実在せず、実績と称するものは全て捏造であります。また、「○○詐欺コンサルタント会社」も同様、捏造です。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、１号詐欺師最上、４号詐欺師能城、５号詐欺師岩澤等、多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り（文書も含め）、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺的行為です。 |
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