悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
～悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません～ 安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。
競馬情報詐欺会社 ㈱○○詐欺情報社
|
|
|
| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要 相談前
Ａさんは○年○月下旬ごろ、㈱○○詐欺情報社の無料会員登録を携帯で行い、７月１８日、「ポイントを購入し、○○ポイントでこの情報を見る」という方式に従い、クレジットカードで５万円分のポイントを購入しました。そして８月１６日又は１７日に、ポイントで買い目情報を取得したものの不的中でした。これだけで、情報料５万円と馬券代２万円を失い、所詮このようなものかと思いました。
すると８月１８日（月）、㈱○○詐欺情報社の1号詐欺師ミタイから電話があり、上記のレースで外れた人に日曜日に確実なレースを提供するといわれました。「本当は５０万円の情報だが、内金として５万でよい。残り４５万円はあたったら振り込んで欲しい。ドーピングとまでは行かないが、３頭に注射をし残りの馬にはしない。だから確実に当たります。安心して下さい。」と言われ、その話をつい信用して、８月１９日に５万円を貴社口座に振り込みました。
ところが８月２１日、1号詐欺師ミタイから、「注射をする予定の馬が体調が優れないので、別の馬に変えます。他の馬を輸送したりするので色々とお金がかかってしまう。そのため内金だけ済まなくなった。残り４５万円払ってください。５０万円が不可能というならいくらなら可能ですか？ 上の者にかけあってみます。」と言ってきました。Ａさんは、当たったら残りを払う約束が、突然全額請求されて動揺してしまい、それでもはっきりと「確実に儲けが出る。」と言われ、追加は可能な額でもいいというので、差額は的中したら払うという約束で、８月２２日、２０万円を貴社口座に振り込みました。
しかし、８月２４日は本来のレースが行われませんでした。代わりに代替のレースの情報を聞いたものの、不的中でした。
８月２５日、電話をすると1号詐欺師ミタイは不在で、代わりに2号詐欺師タシツマと話しました。「やっぱり、５０万円全部払ってもらわないとだめです。参加しなければ当たらないので、全部がふいになりますよ。お給料もはいったことですし、なんとかできるでしょう。」と言われました。当たったら払うという約束がまたもや覆され不本意でしたが、「２５万円は不可能で、１５万円が限界です。」と答えると、「わかりましたあと１５万円でいいです」といわれ、８月２６日、１５万円を支払いました。
Ａさんは、的中したら払えばよいという約束が何度も反故にされたので、この時点で、本当にやめたいと思いましたが、貴社側は確実だというし、５０万円（この時点で４０万円）を払って情報を聞かないと今まで支払った分がすべてが無駄になってしまうと思い、やむなくそこまでは参加しようと思いました。
８月２７日、2号詐欺師タシツマから入金確認の電話があり、「１５万円入ったのでこれまでに４０万円払ったことになりますが、５０万円払っていないのはＡさんだけです。他の人は払ってるので、５０万払わないと返金保障はできません。お金を工面する方法までは指示できないが、どうにかして１０万円用意して払って下さい。そうすれば外れた場合の返金保証が出来ます。」と言われ、真剣に悩んだものの、「返金の保障がある」の言葉を信用して、８月２８日、１０万円を振り込みました。結局最初の、５万円以外は当たったら払うという約束が、こうして全額否応なしに払わされたことになります。
すると2号詐欺師タシツマから電話があり、「前回、レースが中止となってしまい、迷惑をかけました。情報提供元が、こういうことのないようにともうひとつ情報をよこしてきました。これは拒否、参加しない、払わないということはできません。これは１３万馬券となるから、１２９万５千円の情報です。それは確実に払えないと思われるので、７９万５千円を㈱○○詐欺情報社が負担します。投票が１万円指示２点だから２万円かかるので、４８万円でいいから払って下さい。これ以上出費することはないと約束します。」とのこと。Ａさんはその新しい情報はいらないし、とにかくもう終わってほしいと思いました。Ａさんが望んでもいない情報話を勝手に持ち出して、さらに情報料を払わせようというやり方に強い疑問を抱きましたが、しかし、４８万円払って参加しない限りは、今までの５０万は戻ってこない上、１２９万５千円を払ってもらうと言われ、どうにも仕方なく、８月２８日、４８万円を振りこみました。これまでに払った情報料の合計は１０３万円になります。
８月３１日（日）、貴社のオペレーターから、２レースのうち１つは中止と言われ、もう１つの情報を聞いたものの、何と不的中でした。そこですぐに㈱○○詐欺情報社に電話をしたものの2号詐欺師タシツマは不在でした。
９月１日、2号詐欺師タシツマから電話があり、「昨日は外れてしまい申し訳ありません。代わりに他の確実なレースの情報を教えます。返金は、昨日行われなかったレースが行われて外れたら行います。」と言われました。しかし不安が大きく、これ以上の出費はないこと、万が一外れた場合は必ず返金してもらえることを何度も何度もくり返し確認しました。
続く９月７日のレースもまた不的中でした。馬券代は２万円でした。
９月８日、2号詐欺師タシツマと話すと、「１日に話のあったレースは１０００万以上の当たりが出た。それに参加しなかったのだから返金は出来ない。落馬等の理由以外での不的中に関しては返金できないと言ったはず。返金しないのではなく、返金できない。」とのこと。Ａさんが、「約束が違う。返してもらえないなら然るべきところに話す。」というと、「然るべきところって何ですかそれ？ 脅しですか？ 弁護士等に言ったとしても、こちらには落ち度がないし、こちらも弁護士の指導は受けているので返金することはない。相談するだけお金の無駄です。こちらは再三、返金できる条件については話している。聞いていないのではなく理解力が足らないのではないか？ 仕方ないから日曜の確実なレースの情報を教える」と言われました。
これらのやり取りでＡさんは疲れ果て、これは詐欺としか考えられないと確信しました。 |
まず、八百長レースで１００％当たるはずのレースが、何レースも不的中という結果になるのは確率計算からしてあり得ないことで、それだけでも、貴社の情報がでたらめであることがわかります。
最初は無料で登録した顧客に対して、比較的低価格の情報を提供し、的中しないと、今度は「いわゆる八百長レースがある、確実に的中する。」と言って誘い、いくらかの情報料を振りこませると、今度はいろいろと理由をつけて追加情報料を要求し、出し渋れば、「情報を提供できない」とか「返金しない」などと言っては精神的に追い込み、追加情報料を支払わせるのもよくある手法です。1号詐欺師ミタイ、2号詐欺師タシツマ等、 ㈱○○詐欺情報社の社員が入れ代わり立ち代わり現れては電話で語った話は全て作り話で、Ａさんから金員を騙し取るための方便に過ぎません。すなわち、八百長話は架空の話であり、次々に追加料金を請求する際の理由も作り話です。また、不的中の場合は返金すると約束して安心させ、後になって、記録がないことをいいことに、そのようなことは約束していないと強弁するのも、初めから仕組まれた罠と言うべきです。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａさんをして信じ込ませ、あるは追い込み、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺的行為であり、強迫的行為であります。 |
|