悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
〜悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません〜 安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。
何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺です。
競馬情報提供会社 (株)○○詐欺情報社 |
当ホームページの記事をみて、騙されたことに気が付いたというご連絡を時々頂きます。事前に見ていたら騙されなかったのにと残念がる方もいます。振り込め詐欺が絶えないように、故意に人を騙す行為を常習として行っている者たちがいます。そういう実態の一部を知る者の一人として、ささやかながら、注意喚起の為、当該ページを作成しています。 |
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多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
1、相談前
A氏は2008年11月、携帯で(株)○○詐欺情報社のサイトを見て、競馬の買い目情報を無料で受け取れると知り、興味を持ち登録をしました。その後、有料情報を購入することにし、11月18日(火)に5万円、26日(水)に1万円をクレジットで決済しました。そして情報を貰いましたが、全て不的中でした。
すると12月8日(火)、(株)○○詐欺情報社から、「弊社過去最高峰の計4鞍、VIP会員専用特別2日間」の募集枠(10名)に当選したとのメールが届きました。前回不的中のリベンジであるため、獲得想定額の2千万円以上にいかなければ完全補填として「VIP会員」に移行する。会員登録費が150万円のところ無料でなれるという内容でした。今までの情報とは違いVIP会員に提供するようなものであれば的中するのではないかと思い、5万円をクレジットで決済しました。
しかし期待した12月13日(土)、14日(日)のレースは共に不的中でした。これまで何鞍か情報を受けて、どうしてこんな買い目なのだろうというものがいくつかあったので(株)○○詐欺情報社あてに、「これほど当たらないのは詐欺です。」とメールを送ったところ、「1レース的中しましたよ。」と返事が来ましたが、それはさらに情報料がかかるというので参加しなかった分のレースのことかなと思いました。
12月14日(日)の夜、情報収集部長の1号詐欺師の悪田からお詫びとお知らせというメールがあり、「提供元とも相談の上、誠意ある補填として次回のVIP会員情報の登録料を無償にする。今週必ず満足していただけるような形をとる。」ということでした。
12月15日(月)には3回メールがあり、1回目のメールで、「今週のVIP情報に参加してほしい。年末までVIP会員の登録料を無償で行う。」。2回目のメールで、「補填として『インペリアル会員様専用特別選考レース』を付ける。12月14日の中山10レース三浦ステークスでは3連単1点1千円指示で2399万6千円という結果を出している。これに近い情報を補填として付ける。」。3回目のメールで、「『インペリアル会員+VIP会員厳選情報』について正式に決定した。12月21日(日)に2鞍提供する。インペリアル会員情報においてそれに関わる情報料、パスワード発行費用は全て弊社が負担するが、提供元と相談の上、会員の参加意思がなければ提供できないのでインペリアル会員情報の参加費用5万円だけ負担してほしい。また弊社より2千ポイントを付けるので使用してほしい。2010年7月末まで当日厳選情報を閲覧することができる。」ということでした。
12月16日(火)にも3回参加を促すメールがあり、17日(水)のメールには、「1.追加料金はない。2.回収後の後払いはない。3.5万円のみの参加でよい。と明記されていました。
そこで、迷ったものの、的中の実績もあるし、5万円でこれまでの分を取り戻せたらと思い、クレジットで決済しました。
12月21日(日)に情報収集部の2号詐欺師の悪野から電話があり、「今回の情報は必ず的中する。しかも高額であるので税金の対象になる。税金で半分は持っていかれる。こちらで税金対策を行うので80万円用意してほしい。」と言われました。80万円も無理だと言うと、「自分が上にかけあうので40万円だけでも今日振り込んでほしい。残りは回収後でいい。」と言うので20万円ずつ2回に分けクレジットで決済しました。税金対策のために費用がかかるという話は聞いていなかったので少し不安になったものの、税金のことはまるでわからないので、そういうものなのかと思いました。決済後連絡を入れると、大金なので必ずPATで購入してくれと自信たっぷりの口調だったので、今度の情報は本当に当たるのかもしれないと思いました。21日の10時過ぎにVIP担当の3号詐欺師の悪寺からメールでパスワードの連絡がありました。情報公開は12時とありましたが、携帯のホームページからは閲覧できませんでした。13時半頃に連絡がほしいとメールがあったので電話をしました。すると、情報元とトラブルがあり、さらに情報料を納めなければ提供できないというような内容の話がありました。この時、返金するよう求めましたが、できないと言われました。言われた情報料(覚えていない)を払えないと答えると、「当然です。今日になってこんな事になり私たちも困っています。今日は代替えのレースを用意します。」ということになり、中山最終レースの情報を受けました。しかし不的中でした。「当たらない馬券が40万ですか。」とメールを送ったところ、「今日のは代替えのレースです。本番は来週です。」と電話がかかってきました。
22日(月)に2号詐欺師の悪野から電話があり、パスワードの発行にお金がいると言われました。「5万円だけということだったので参加したのに話が違うのでもうやめます。」と言うと「今度のレースを仕組むのには何十億もかかっている。参加枠は決まっているからやめられない。参加をやめてどう責任を取ってくれるんだ。」とすごまれました。「責任を取る理由はないし私の分の枠は他の人に回せばいいでしょう。」と答えると、そういう訳にはいかないと言うので、仕方なく10万円クレジットで決済しました。
その後パスワードの発行がありましたが、23日(火)にまた電話があり、今度は「馬券に絡むはずの馬が故障してしまった。馬の入れ替えをするのに資金がいる。だから会員にも費用を負担してもらわなければいけない。」と言われました。50万円使っているので無理だと断ると「試してもみないで,駄目かどうかわからないだろう。やる気があるのか。自分たちの仕事をあんたはおちょくってるのか。あんたが払わないなら調べて家族に払ってもらう。」などと執拗に言われました。どうしても払えないと言うと「50万円でもできるレースがある。」と言い出したので、その場は何とか話を終わらせたくてそれでいいと答えました。
レース当日になると情報がもらえなくなったりアクシデントが起きたりするので、これはおかしいのではないかと思い始めました。脅し文句も言われて怖くなり、このあと電話もメールも着信拒否にしました。
クレジット会社に問い合わせて、「インターネットペイメントサービス」いう会社が間に入っていることがわかり連絡を取ると、支払い停止通知書を書いて送付してくれとの事だったので、いきさつを書き27日(土)に郵送しました。
2009年1月に入ってから、登録していない携帯から電話が入るようになりました。毎日かかってくるのでもしかして知人かもしれないと思い出てみると4号詐欺師の悪坂という人でした(7日)。「年末から連絡が取れなくなり困っていました。情報を提供する約束だったのにできませんでした。他の会員は回収できています。同じお金を払って回収できた人とできない人がいたのでは不公平です。会員様に回収してもらって長いお付き合いをさせてもらいたいと思っています。社員にもいろいろいるので2号詐欺師の悪野の対応が悪かったのであれば申し訳ありません。」などと言われました。「もう情報はいりません。」と断ると「それでは今までの分は回収できないままでしょう。今週のレースを用意しています。それは今まで外れたことのないレースです。会社で買い取っているレースの1つだから。今度は取りましょう。万が一外れても最終レースを補償に付けます。」と言われました。その他に,馬主はどうやってお金を儲けているのか、自分たちの会社も儲けなしのぎりぎりの所でやっているといった話を聞かされました。
インターネットペイメントサービスに年が明けてから連絡を入れていましたが、まだ検討していないので後日連絡すると言われたきり何も連絡がなかったので支払い停止はできないのだろうと思いました。4号詐欺師の悪坂という人は2号詐欺師の悪野より地位が上で、話し方も丁寧だったので50万円戻ってこないのならもう情報を買うしかないと思い、1月8日(木)にパスワード発行料10万円をクレジットで決済しました。どうして発行料がいるのか聞くと情報漏洩防止のために必要なのだと言われました。「会社の方でも,会員を選んで情報を提供しています。漏洩されては困るからです。だからうちは口の堅い女性の会員が多いんです。1千万円位の回収になるので、回収後1割ほどをクラシックに入金してください。」と言われました。想定金額がありそれを少しでも下回ったら必要ないということでしたが正確な金額は覚えていません。この時は、他にも女性が情報を買っているのなら信用できるかもという気持ちでした。
1月9日(金)にパスワードを発行するということだったので電話すると、まだ受け取りに行っていないので折り返し連絡すると言われ、1時半頃受け取りました。あとは日曜日の11時から1時の間に自分か会社に電話をしてパスワードを言ってもらえればいいということでした。
9日の夜,電話があり「日曜は現場に出るので土曜の11時半から1時の間に電話を入れてほしい。その時に情報を提供します。今夜連絡がついて良かった。」と言われました。
10日(土)に電話すると5号詐欺師の悪葛という人が出て、「日曜の情報は日曜にしか降りてこない。今日というのは勘違いだろう。」と言われました。4号詐欺師の悪坂さんからそう言われていると話しましたが相手にしてもらえず明日電話するように言われました。
11日(日)の午前中に電話をすると、提供元の6号詐欺師の悪草が出たので、「情報をください。」と言うと,「すぐには教えられない。こちらのデータを見るとあなたはうちの情報を信じていない。」と言うので、「今まで1回も当たっていないのだから信じられない。」と答えました。すると,「本来なら100万円かかるところを2号詐欺師の悪野が上に掛け合って安くしているんだ。2号詐欺師の悪野に感謝しないといけない。」と言うので、「レースが不的中だったからその補填の情報でしょ。」と言うと、「何か勘違いしているのではないか。こっちはデータを見ながら話しているんだ。どっちが正しいと思うのか。こんなに文句を言うのはあんただけだ。」と言われました。以前、クレジット会社に支払い停止通知書を出したことを社員の誰かに話したことがあったので、このことを言っているのかもと思いました。そのうち,「あと40万円用意しないと情報提供できない。」と言い出したので、「4号詐欺師の悪坂さんからはもう情報料はいらないと聞いている。」と言うと、「状況が変わったからこうやって話をしている。クレジットが駄目なら他に何か方法があるだろう。テレビのコマーシャルでやってるだろう。ATMで借りられるだろう。」と言われました。「今は外に出られないし,クレジットも駄目だ。」と言うと、「クレジットの枠はいくらだ。」と聞くので「20万円。」と答えると、「20万円のはずがないだろう。もっとできるはずだ。」と言われました。「クレジットで他の買い物もしているし、もし100万円も出してまた外れたらどうしたらいいんですか。支払は今月からなんです。回収できる情報なら後払いでいいじゃないですか。」と言うと「他の会員も無理してお金を作っている。情報には精度の高いものも低いものもあるが今日の情報は確実だ。後払いでと言いながら払わない会員もいる。だから,先に入金してもらわないといけない。信用してもらわないと話が先に進まないだろう。絶対に大丈夫だ。もしもの場合の補償もつけるから。」と言うので、納得はいかないまま20万円ずつクレジットで決済しました。話の中で、情報は当たらないと会社も困るし、会員の信用もなくなる。だから当たらない情報を高額で提供するわけがないということも言われたので、さすがに今度の情報は確かだろうと思いました。提供する用意ができたら電話すると言うので待っていましたがレースの時刻が迫ってもかかってきません。こちらから電話すると、京都10レース大和ステークスの3連単5点、1点2千円までという指示でした。投票締め切りの時刻が近かったのでオッズを見る間もなく、また、投資金額を考える暇もなく、言われるまま1万円購入しました。しかし今回も不的中でした。電話をすると、「6号詐欺師の悪草は会議中なので,終わったら電話させる。」と言われたので待っていましたが、その日の最終レースまでに電話はありませんでした。
こうして漸く、このままではどうにもならないことに気が付きました。 |
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