競馬情報提供会社 ㈱○○詐欺情報社 / 1番架空カリスマ詐欺情報社
2番架空カリスマ詐欺情報社 / 3番架空カリスマ詐欺情報社
1番架空格付会社 / 2番架空格付会社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要 相談前
Ⅰ、㈱○○詐欺情報社関係
Ａ氏は、平成○○年○月○日、東京スポーツ新聞紙上で、６００円振り込むと「三連単的中を１０週連続でお届けします。」との㈱○○詐欺情報社の広告を見て興味を持ち、４月２１日、６００円を振り込み登録しました。そして、情報を貰い、４月２６日２鞍、２７日２鞍を買うも、いずれも不的中でした。
すると、「高度○○管理本部」の1号詐欺師山松より、優遇制度である「情報グ○ードⅠ」の説明があり、グ○ードⅠからⅢまであるが精度９０％はあるので安心して良い、必ず勝利を手中に収めることができるとの力強い誘い文句に大いに乗り気になりました。
その後５月１１日に届いた「情報グ○ードⅠ」の優遇制度説明書を読むと、Ａ氏の知らなかった競馬情報社会のことがいろいろと詳しく書かれていました。高度○○管理本部というものがあり、あらゆるところから情報を集め、関係者・競馬ファン・企業を支援していること、その情報は平均的中配当額が６０，１３０円、的中率が９４％という高さで、しかもわずか７名にしか与えられず一般競馬ファンが取得することは不可能であること、僅か８日間で８本もの万馬券を的中させた実績があることなどが記載され、統括責任者2号詐欺師川黒を始め幹部等の見るからに実力がありそうな風貌の写真を見て、Ａは初めて競馬界の内情に触れた気持ちになり、その中身の凄さからこれならきっと勝てると思い込み、夢を見てしまいました。そして、これで生活が楽になる、来年から多少は年金が下りるので働かなくて済むとの思いを強くしました。
そこで迷うことなくカードローンから借りた７０万円を５月１３日、５０日間５０鞍分の情報料として、㈱○○詐欺情報社の口座へ振込み、グ○ードⅠ２０３３の番号をもらいました。そのとき応対したのは3号詐欺師海野でしたが、4号詐欺師嶋矢からも５月１７日から始まる「中○部○贈情報」の誘いを受け、夜も電話があり執拗に誘われましたがお金がないからとこの件は断わりました。
さて、待望の５月１７日、「グ○ードⅠ情報」の提供を受け、２レースを買いましたが見事に外れてしまいました。５月１８日、今日は大丈夫と自分に言い聞かせ２レース買いましたが不的中でした。更に５月２４日、２５日、３１日、６月１日と各１レースずつ買いましたが、全て不的中でした。話とは全く異なる結果に相当のショックを受けました。
すると、不的中で申し訳ないと言うことで高度○○管理本部の2号詐欺師川黒から「1番架空カリスマ詐欺情報社」を紹介されました。こちらはグ○ードⅠより更に精度の高い情報で、十万馬券が当たるという話でしたので信用し、今までの損失を取り戻したいという気持ちも働いて参加を決めました。そこで、まだ㈱○○詐欺情報社の情報を残しながら、２０万円借り入れ、８日分８鞍の情報料として、６月６日に架空カリスマ詐欺情報社の口座に３５万円を振り込みました。すると同日夜、1番架空カリスマ詐欺情報社の5号詐欺師野粟より電話があり、「明日、安心して馬券を購入して下さい。」と話がありました。
６月７日、今度こそはという思いで1番架空カリスマ詐欺情報社情報ハ○ク○スメンバーズG１６番号にて情報を取得し、指示通り３連単１点を１万円購入したところ、初めて的中し７１０万４千円の大金を獲得しました。グ○ードⅠはさっぱり当たらず話が違うと落ち込んでしまいましたが、ここでは的中したので、安心しました。
続いて６月７日の手紙で、６月８日３連単１点買いの指示。昨日大当たりがあったので、つい気が大きくなり１０万円購入しましたがこの時は不的中でした。
６月７日に続き６月９日にも5号詐欺師野粟から「グ○ン○ィア式典」に是非との誘いがあり、「Ａさん。一昨日の馬券は換金しましたか。まだならすぐ換金してプ○テ○ション導入でもっと的中を手にしてほしい。」と言われました。そして5号詐欺師野粟が是非にと言うので、大金が入った直後のことでもあり、油断したのか、5号詐欺師野粟の言葉を信用して、６月９日、３８０万円を言われるままに1番架空カリスマ詐欺情報社へ振り込みました。そして振り込みの電話をすると5号詐欺師野粟は「プ○テ○ション１１０」との番号を告げ、その後Ａを、「グ○ン○ロ○ヤ○式典」へ是非参加して欲しいと誘いました。「特別に貴女のためのレースを３鞍用意する。」という話があり、「あと３００万円明日振り込んでほしい。」との申し出に、これまた5号詐欺師野粟の言葉をすっかり信用して何の疑いも持たず、６月１０日、1番架空カリスマ詐欺情報社の口座に３００万円を振り込んでしまいました。
その後６月１４日、１５日、２１日、２２日、２８日と、1番架空カリスマ詐欺情報社及びグ○ードⅠの情報で馬券を購入しましたが、グ○ードⅠは全て不的中でした。1番架空カリスマ詐欺情報社の３５万円の情報では２回的中しました。１つは、馬単５千円×１０倍＝５万円となり、１つは５千円分×１３．７＝６８,５００円となりました。
こうして、Ａ氏はグ○ードⅠ情報に対して７０万円、1番架空カリスマ詐欺情報社情報に対して、３５万円、３８０万円、３００万円の計７８５万円の情報料を払いましたが、３５万円の情報については結果的に３回の的中があり、合計７，２２２，５００円の配当があったので不満はないものの、他の情報については、唯の１回も的中がなかったので、結局欺されたことを確信しました。
Ⅱ、2番架空カリスマ詐欺情報社＝3番架空カリスマ詐欺情報社関係
６月２１日、突然「1番架空格付会社」の架空カリスマ詐欺師磯○より、「機密指定書類用保護認証済み封書」と書かれた封筒に入った長文の手紙が届き、内容が意味不明でＡ氏は大変困惑しました。「時○恩○供与」の継承候補であるとか、それを辞退してほしいという内容でした。また同時に、「2番架空格付会社」から書類が届き、「時○恩○供与」の実績一覧などが同封されていました。しかし、Ａ氏はこのことを誰に相談して良いのかわからず、Ａ氏に承継させるという当の人物も不明なため、そのままにしていました。
６月２８日、1番架空格付会社の架空カリスマ詐欺師磯○より再度の手紙で、今回の継承は自分に権利があるが、Ａ氏がまだ辞退していないようなので早急に権利を放棄するようにとの内容でした。また駿○ジャーナルからは、「今業界で注目されている人物、貴殿の独占インタビューを承諾してほしい」との申し出でがありました。
すると７月３日、2番架空カリスマ詐欺情報社の6号詐欺師田時から手紙が届き、情報関係者からＡ氏を「時○恩○供与」の承継者に指名して欲しいと熱心な声が多いので、次期承継候補者として指名させて頂きましたと通知してきました。
Ａ氏は困り、2番架空カリスマ詐欺情報社の6号詐欺師田時に早速電話をし、自分には責任が重いからと断りを入れたところ、大丈夫だからあなたに承継して欲しいと言われました。
７月８日、2番架空カリスマ詐欺情報社の6号詐欺師時田から「時○恩○供与」の承継について手紙が届き、これまでの苦渋の思いを払拭して頂き新たなる人生の門出として頂きたい旨の、励ましの言葉でした。
７月９日には、1番架空格付会社の架空カリスマ詐欺師磯○から手紙が届き、今まで時○恩○供与の継承のため努力したことが無に等しく絶望している。あなたは一般人で裁量がないから早急に辞退しなさいという内容でした。
その後、3番架空カリスマ詐欺情報社から継承決定通知が届いたので見ると、情報登録費用の３６０万円は6号詐欺師田時との間で処理されていて負担の必要はないこと。ただ情報取得費用がかかり、８鞍、２４鞍、５０鞍で金額が違うことが書かれていました。そこでＡ氏は3番架空カリスマ詐欺情報社の7号詐欺師杉大に電話をすると8号詐欺師崎梅が出て、いろいろ説明を聞いた結果、意味不明の話もおおよそ理解でき、的中実績が凄いことを信用し、せっかくのチャンスであることから取得を決め、「お金がないので最低の８鞍１０万円でお願いします。」と申し出ました。すると、少なくとも２４鞍１８万円にしたらどうかと言われ、仕方が無く娘のカードローンで２０万円を借り、７月１０日２８万円を3番架空カリスマ詐欺情報社の口座に振りこみました。そして3番架空カリスマ詐欺情報社の7号詐欺師杉大に電話をすると、今度は「祝○情報」をＡ氏の継承者取得を機会に行うので、１鞍１０万円、１６鞍１６０万円振込んでほしいと言われました。しかし、持ち合わせがないと断ると、誠意が無いなどと怒られ、仕方無く九州の兄、姉等へお願いしましたが、高齢で無理だと断られました。夜には7号詐欺師杉大より催促の電話があったので、７月１１日、手持ちの貴金属類を処分するため四方八方奔走しましたが、取得後期間が経過していることや人気商品でないことが原因で取得価格の５％程にしかならず予定した金額には程遠く絶望し、3番架空カリスマ詐欺情報社と6号詐欺師時田へ、「払えない。」と、わびの電話を入れました。
そして、７月１２、１３日、各１レース１万円ずつ指示通り購入しましたがすべて不的中でした。
このような結果に、長男の、「きっと欺されているよ。」の言葉で悪夢から覚めました。 |
㈱○○詐欺情報社の「グ○ードⅠ情報」はパンフレットの説明からすると的中率９４％ということですから、不的中率は６％になります。Ａ氏は８～１０レースほど連続不的中でしたが、８レース連続不的中の確率は約６０億分の１になり、情報が話通りのものであればこのようなことはあり得ません。また３８０万円の情報は１０レース連続不的中、３００万円の情報は３レース連続不的中でしたが、これらも話どおりであればあり得ない結果です。これらのことからも与えられた情報が全く根拠のないでたらめなものであったことが分かります。
また、3番架空カリスマ詐欺情報社（時○恩○供与）の場合も同様で、的中実績は毎日万馬券が出ているのにもかかわらず、２日連続不的中という結果は、情報がでたらめであることを示しています。
以上からも分かるように、「競馬情報業界における最上位情報組織である高度○○管理本部」などといものはそもそも存在せず、そこから始まるあらゆる話は、パンフレットや手紙等を使った、実に手の込んだ作り話で、実績と称するものも全て捏造です。
3番架空カリスマ詐欺情報社の場合も、時○恩○供与の話は作り話、的中実績は捏造です。
このように、何から何まで用意周到に準備して作られた架空の物語を、㈱○○詐欺情報社であれば、1号詐欺師松山、3号詐欺師海野、5号詐欺師野粟その他が、3番架空カリスマ詐欺情報社であれば、8号詐欺師崎梅、7号詐欺師杉大その他が、他の関係者と互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り（文書も含め）、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為です。 |
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