| ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーン |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
１、事案の概要
Ａ氏は２００８年１１月２７日、携帯メールに配信されたホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンのホームページにアクセスし、「期間限定の無料情報」の文言を見つけ興味を持ちホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンに連絡しました。すると、ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンの担当者から電話があり、的中確率は２０〜３０％と言われ、競馬自体初めてでしたが、無料という気安さから、１１月２７日にホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンの口座に１千円を振り込み登録しました。そして、１１月２９日、３０日に４レースの情報提供を受けたところ全て不的中でした。
１２月１日午前中、営業担当の中村から連絡があり、無料情報の確率は２０〜３０％だと聞いた後、ある会員が海外へ長期間旅行するために一時的に上級会員席（白虎）が空くという話がありました。そして上級会員席（白虎）の資格に関する話や、その会員は毎週最低１５０万円を確実に稼いでいるという話があり、その空席を利用する為に簡単な審査があるということを聞きました。一方、白虎の担当者からも電話があり、丁寧な口調で、白虎では情報料として５０万円必要だが、毎週１５０万円は確実に稼げるので、情報料の５０万円はすぐに取り返せると聞き、Ａ氏は元金は確実に取り戻せるものと思い込んでしまいました。その後、１２月５・６日から１２月２８日までの期間限定ですという連絡があったので、それまでの話をすっかり信用していたＡ氏は情報料として１２月２日に１万円、１２月３日に４９万円をホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーン口座に振り込みました。
ところが１２月５・６日４レースの情報提供をうけ、１６点を合計３万円で購入したところ、１５０万円確実に稼ぐという話はどこへやら、結果は全て不的中でした。
１２月７日、中村から電話があったので、Ａが全て不的中だったではないかと詰問すると、中村は今から白虎担当者のところに言って来ると言い一旦電話が切れました。その後再度中村から、「白虎の資格にはもう一つ別の資格があるらしい。別の担当者から電話が入ります。」と連絡がありました。そして星野というシステム担当者から電話があり、「システムを導入すれば確実に儲かる。あと白虎の資格を１２月２７・２８日迄でなく1ヶ月延長する。これで確実に儲かり２ヶ月で１０００万円も夢ではない。」と確約され、Ａ氏は確実に利益が得られると信用して、システム導入の料金として１２月８日に１万円、１２月１０日に９９万円を指定口座に振り込みました。
そして１２月１３日、１４日、４レース合計１５点の情報を受けて、馬券３万１千円を投資したところ、何と結果はまたもやすべて不的中でした。Ａ氏は２週に渡る不的中の結果に、これは騙されていると思い、１２月１５日、ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンや中村からの電話には一切出ませんでした。ところが夜、全然違う携帯番号からの着信があったので掛けてみると中村でした。その後１２月１７日、中村から、「今、最高幹部の萬代がいますので一度話をしませんか。」と言われて、萬代と話しました。萬代は謝罪から始まり、今週末に中京競馬で行われるレースで「特別独占案件」があると言い、このレースは確実に勝てると語りました。その為に投資金として１００万円が必要と言われたので、１００万円はないと答えると、萬代は、「もし収益が出なかったら今までの情報料と馬券代金すべて返金する。」と言ったので、Ａ氏はその言葉を信用して１２月１８日、９０万円をホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンの口座に振り込みました。
１２月１８日夜、萬代より電話があり、「今回のレース（中京）に関しては他の人間から圧力が掛っている。何とかしてこのレースは勝ちたい。そのため追加の投資が必要であり、私も弟から１００万借りて投資をしている。これにＡさんはついて来て欲しい。あと１００万円の追加投資が必要だ。」と言われました。そこで、資金は全く無いと答えると、次のような覚書を作成して、Ａ氏の自宅に身分証明書のコピーと連絡先を明記した文書と共に送ると言ってきました。すなわち、「私、萬代公明に対するＡからの資金供給の覚書。／１、１２月１８日、振込金額９０万円。／２、１２月１９日、振込金額８５万円を確認する。／３、萬代が平成２０年１２月２０日、２１日、２７日、２７日に収益が上げられなかった場合、納付金額及び今までに支払った馬券代全額を返金する。」。そこで、Ａ氏はその言葉を信用して、８５万円を１２月１９日、ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンの口座に振り込みました。しかし結局、電話で約束した覚書は送られて来ませんでした。
１２月１９日、振込確認の連絡が萬代から入り、「通常通り情報提供を電話で確認して、今回はサポートというシステムを入れます。午後２時過ぎに情報変更の連絡があれば、変更して馬券を購入して下さい。」と言われました。そこで１２月２０日午前中、情報提供を受け、午後２時過ぎ、サポートから連絡が入り馬券の変更の連絡を受けて変更をし、２レース合計６点で２万４千円の投資をしたものの、またもや不的中でした。また、萬代に連絡しても繋がらなくなりました。これで完全に騙されたと確信したＡ氏は、ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーン及び萬代との連絡を絶ち、これまで支払った情報料等の返還請求を決意し、２００８年１２月２５日付内容証明付郵便で情報料３２５万円の返還請求をしました。しかし、その文書はホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンに届くことなく戻されてきました。 |
毎週最低１５０万円を確実に稼いでいるとか、２ヶ月で１０００万円も夢ではないという話が本当であれば、１週４レース、約１５点、馬券代は３万円とすると、１点２千円ですから、毎レース万馬券が出るのと同様の話になります。つまり、的中率は１００％、しかも万馬券ばかりという話です。しかし、実際は、Ａ氏は１０レースとも不的中の結果で終わりました。これは確率的にもあり得ないことであり、このことから与えられた情報が全く根拠のないでたらめなものであることがわかります。
以上からもわかるように、中村、白虎の担当者、星野、萬代等がＡ氏に語った話は全て作り話で、Ａ氏から金員を騙し取るための方便に過ぎません。すなわち、毎週最低１５０万円を確実に稼ぐとか、２ヶ月で１０００万円も夢ではないという話、システム導入、サポートなど、全く根拠のない作り話です。このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、担当者のみならず会社を構成する多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為（民法９６条、刑法２４６条）です。 |
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| （注）会社代表者は、名前を貸しただけで実質的な関わりがないという事でしたら、お知らせ下さい。 |
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団体名
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ホワイトタイガー／ 白虎 |
| 電話番号 |
03−5318−0281 |
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所在地
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東京都渋谷区元代々木11-1 |
| 代表者 |
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| ＵＲＬ |
http://wm-co.net 携帯？
http://www.w-tiger.com/?kbu |
| その他 |
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| 銀行口座 |
●ホワイトタイガー
三井住友銀行 六本木支店
（普通）７２２１０８９ 名義 （株）ホワイトムーン
●ホワイトタイガー
ジャパンネット銀行 本店営業部
普通 7993527 名義 ホースメンカワダクミコ |
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| 詐欺師達は所在地を明らかにせず、顔も名前も表に出しません。それでも郵便を出せば大概届くようになっています。しかし、ホワイトタイガー＝（株）ホワイトムーンは内容証明付郵便を出しても戻ってきます。 |
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