| （株）○○詐欺情報社 |
| ここに詐取会社の名前を公表できないのは残念ですが、悪質かどうかの判断は名前ではなく、 競馬情報料が数万円なら詐欺の可能性大。何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺、という風に判断して頂きたいと思います。 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
相談前
Ａ氏は３月８日のスポ−ツ報知新聞で（株）○○詐欺情報社の広告を見て興味を持ち、登録料５００円を（株）○○詐欺情報社の口座に振込みました。そして３月２１日に早速、順位情報を得て馬券（１０点指示、１点千円ずつ）1万円を購入したところ、全て不的中でした。そこで、会員募集の中に、一回でも馬券の予想が外れた場合、１年間情報料は無料とあったので確認した処、無料で結構との返答でした。
その後、３月２２日・２８日・２９日・４月４日・５日の計５レ−ス（1回１０点指示、１点千円ずつ）で５万円の馬券を購入したものの、前回同様全く的外れの不的中でした。
すると４月１５日に（株）○○詐欺情報社の1号詐欺師の悪藤優太から、Ａ氏の専属担当を務める特別顧客アドバイザ−の肩書きで文書が届いたので見ると、日本競馬情報業界管理・統括組織である『日本競○』が誇る最高位循環情報である『最上級利益△△供与』に関するものでした。
『最上級利益△△供与』とは、わずか３名のＶＩＰしか権利を取得できないという特別な情報であり、業界でも特別な位置付けにある凄い情報とのことでした。事実、送られてきた立派なパンフレットを見ると、「平均的中配当１００，３９７円」「平均的中点数１．５２点」「最高的中配当２３３，０９０円」「最低的中配当４６，５５０円」などと凄い数字が並び、日本競○最高業務責任者の1号カリスマ詐欺師の悪谷雅幸や幹部の自信に溢れた写真や言葉、全国から情報を集めるための関係者関連図や組織図はなるほどと思わせるような説得力があり、Ａ氏は1号詐欺師の悪藤優太の言葉と合わせてすっかり信用してしまいました。
また、さらに『独占利益還元△△』という、昨年度は僅か３レ−スで総計５３１７万３０００円を計上したという情報を、今回は現会員である2号詐欺師の悪遠史郎という人が仕事の関係上、Ａ氏に無償で譲るという話しを聞き、Ａ氏はますますこの話に興味を持ちました。
しかし、最上級利益△△供与の特別費用は、通常８日間取得（全８レ−ス）で１２０万円、１６日間取得（全１６レ−ス）で２００万円、３２日間取得（全３２レ−ス）で３６０万円と非常に高額な料金だったので、Ａ氏は自分が都合出来る金額は３０万円が限界であると話しました。すると1号詐欺師の悪藤は、「緊急会議の席上、日本競○上層部全員に理解して貰います。私を信じて下さい。」とＡ氏にきっぱりとした口調で言ったので、1号詐欺師の悪藤の人間性を信用して任せることにしました。
その後４月１７日午後１０時より、日本競○上層部全員出席の下、全特別顧客アドバイザ−が招集された緊急会議が開かれ、その席上で1号詐欺師の悪藤がＡ氏を強く推挙したという話を聞いていましたが、４月１９日、1号詐欺師の悪藤から、最上級利益△△供与取得権利譲度の正式決定に関する通知がＡ氏に送られてきました。そしてそこには、最上級利益△△供与の特別費用が、８日間取得１２０万円が２６万円に、１６日間取得２００万円が４０万円に、３２日間取得３６０万円が６２万円という具合に、金額が極端に値引きされていたので、1号詐欺師の悪藤に電話をしてその内容の真偽について確認したところ、正式に決定されたもので間違いないとの返事でした。
そこでこれまでの話しをすっかり信用したＡ氏は、４月２０日、最上級利益△△供与の１６日間取得料金として４０万円を指定の口座に振り込みました。また、Ａ氏の最上級利益△△供与専用伝達回線は０３（５４６５）○○○○に決定し、電話で情報を取得する際は、利益△△−４０４と申し込んで下さいとの事でした。
ところが４月２５日、大きな期待を持って順位情報をもらい馬券１万円（２点指示、１点５千円ずつ）を購入したところ、なんと不的中でした。そしてその後も、４月２６日、５月２・３日、と毎レース馬券１万円（２点指示、１点５千円ずつ）、合計３万円を購入したものの、これまた、信じられないことに不的中の連続でした。
最初に聞いていた話は、毎レース万馬券が出るような話であったにもかかわらず、４レース連続不的中というあり得ない結果を見て、Ａ氏は話がおかしいことに気がつき、馬券代もかさむので、５月３日以降、馬券を買うのを止めました。
５月６日、今度は（株）○○詐欺情報社緊急対策本部・Ａ様対応責任者の3号詐欺師の悪神誠一から、今後の対応に関する文書が送られてきました。内容は、現状を打破するために、日本競○を含めた五大組織を管理している『出鱈目センチュリ−』の4号詐欺師の悪瀬と日本競○の1号カリスマ詐欺師の悪谷雅幸・3号詐欺師の悪神誠一が、今後の対応について話し合いを行ったというものでした。
その後、3号詐欺師の悪神誠一から出鱈目センチュリ−の4号詐欺師の悪瀬と話が付いているから電話をして欲しいと連絡が有ったので4号詐欺師の悪瀬に電話をすると、その内容は驚くべきもので、4号詐欺師の悪瀬によれば、「日本競○は今、末期状態の情報会社であり、馬券情報も信頼性に欠ける。」との話しでした。このままだと「日本競○と共倒れになる可能性が有る為、日本競○とは手を切って新たに出鱈目センチュリ−と契約した方が、Ａ様にとって有益になる。」と強く推められ、また、その時点で金銭的なものについては善処するとの事でした。
しかし、あんなに凄いと思い信じていた『最上級利益△△供与』の日本競○が『信頼性に欠ける』などと言われても納得できるわけが無く、疑念を感じたＡ氏はインタ−ネットで調べたところ、同じく（株）○○詐欺情報社の広告に興味を持ち登録した人が、自分と全く同様の経過をたどって大金をだまし取られたという話や、僅か３名しか取得できない最上級利益△△供与が、多くの人に提供されいるという記述を見つけ、欺されたことを確信しました。 |
『最上級利益△△供与』や『独占利益還元△△』はその話しの通りであれば、どちらも毎レース万馬券、あるいは十万馬券が当たるかのような話ですから、その的中率は１００％というべきでしょう。しかし、１歩譲って９９％としても、不的中率は１％です。この確率で４鞍連続不的中になる確率は１億分の１ですから、現実的にはあり得ない数字というべきですが、Ａ氏はこれを経験したわけですから、与えられた情報がいかに根拠のないでたらめな情報であったかがわかります。
以上からも分かるように、上記のパンフレット等の内容は全て捏造と言ってもよく、日本競○の1号カリスマ詐欺師の悪谷雅幸、特別情報顧問の2号カリスマ詐欺師の悪枝宗太郎なる人物は存在せず、これらの人物から始まる話の全ては架空の話で、的中実績は捏造、何から何まで、組織的に用意周到に準備して構成された物語に過ぎません。1号詐欺師の悪藤優太の言葉もこれらを信用させる為に仕掛けられた罠で、このようにしてＡ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為（民法９６条、刑法２４６条等）です。 |
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