悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
〜悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません〜 安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。
何十万円、ましてや何百万円なら間違いなく詐欺です。
| （株）○○詐欺情報社 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公しています。 |
相談前
Ａ氏は２００９年２月１４日、スポーツ報知に載っていた（株）○○詐欺情報社の広告に、
（株）○○詐欺情報社が成績が良く優良企業に認定されたことや、一定期間は情報料金が掛からないという内容を見て興味を持ち、２月１９日に登録費用５００円を振り込みました。そして、２月２１日に１レース５点で６千円、２月２２日も同様に６千円、２月２８日に３千円、３月１日に１４００円、３月８日に３千円の馬券代を使って購入したところ総て不的中でした。
その後、（株）○○詐欺情報社を管轄する「Ｊ△△」の一号詐欺師悪島和也から、担当としてサポートする事になったという文書が届き、さらに電話で、「今回の不始末のお詫びとして、精度の良い情報を提供出来るように努力します。」と言ってきました。そしてしばらくすると、『この情報は、通常は最高のランクの情報企業の、しかもＶＩＰと呼ばれる会員が一定期間の入れ替えで取得することができる最高の情報で、ランクの下の情報企業に登録している会員は取得することが出来ない情報です。しかし今回、その中の一人が急の仕事でどうしてもその情報を取得することが出来なくなり人に譲ることになりました。そこで、今迄収支を取れていないＡさんにこの情報を取得して頂き、利益を取ることができるんだということを是非知って貰きたいと思います。このようなことは今迄には全く前例がなく、認められたら奇跡的な事ですが、Ａさんの情報取得が緊急会議で認められるように頑張りたいと思います』という内容のダイレクトメール（ＤＭ）が届きました。そして４、５日後に情報取得が可能になったというＤＭと電話がありました。
最初Ａ氏は話がうますぎると思い、「他にも情報会社で情報を聞いて収支を取っていない人間は大勢いるだろう。」と担当の一号詐欺師悪島に言ったところ、「いや、情報会社を利用している人間は、おおかた収支は取れていて、収支を取れていないＡさんは珍しい。だからＡさんには確かな情報で是非とも収支を取って貰いたいんだ。」と言われました。また、「この情報は事故や天候などの不測の事態にならない限り間違いない物で、１レースで最低でも４００万前後は見込める特別な物です。このような事は人生で一度あるかどうかという位の貴重な機会です。」と熱心に勧められました。
実際、手許に届いたパンフレットやチラシを見ると、なかなか立派な作りで、内容も凄いものでした。「最直近８日間、総合回収額４４６１万８６１０円計上」「平均配当９万２１５１円記録」「１６鞍の的中実績、１６鞍計上金総額９５，０４７，１７０円、１６鞍平均配当８８，４８４円」などと書かれ、”△△最上級の高額配当”を説明するグラフや表、情報収集・協議・審査・提供の仕組み、今までに見たこともない情報組織の構成図などが書かれていて、その凄さと青島の話と合わせて、これは千載一遇のチャンスで逃してはならないという気持ちになっていました。
そして、３月１４日〜６月２８日の提供期間で３２鞍と、特別に無料の「○○情報」という物がついて、情報料は通常３２０万円のところ特別に６０万円と安くなっていたので、話をすっかり信用したＡ氏は、３月１２日、６０万円を（株）○○詐欺情報社の口座に振り込みました。
その後、「『内部○○情報』という、通常は業界内部の情報ですが、今回一般の人にも県で一名、情報を取って貰う事に決まりました。ちょうど神奈川に住んでいるＡさんが最適なのでお願いしたい。そして、このような事は過去にもなかった事で今回のみの話です。」と言うので、その話しもすっかり信用して、１鞍５万円で８レース分の４０万円から１万円を差し引いた３９万を翌日の３月１３日に（株）○○詐欺情報社の口座に振り込みました。
ところが、いよいよ始まり、大いに期待して臨んだレースは、３月１４日、２レース４点で２万円、３月１５日、３レース５点で２万５千円、３月２１日、２レース４点で３千円、３月２２日、２レース４点で１１００円、３月２８日、２レース４点で８００円を購入したものの、毎レース万馬券が出るような話が、なんとすべて不的中でした。その余りの酷さに、欺されたと感じたＡ氏は、その後は様子だけ見ようと、情報だけ聞いて馬券は買わないという風にしていましたが、聞いた情報は全て不的中でした。
このように、総額９９万を振り込み、不測の事態が起こらない限り外れる事はない、毎レース万馬券が当たると聞いていた話が、全く当たらないという現実を見て、Ａ氏はさすがにおかしいと確信しました。 |
（株）○○詐欺情報社及び関連会社の担当者の話やパンフレット、手紙等の説明では、毎レース万馬券以上の的中があってもおかしくないような話ですが、そもそも競馬においてそのようなことは不可能であり、全く奇想天外な作り話です。そのようなあり得ないことを、さもあるかのように話す（パンフレットを含む）こと自体、Ａ氏を欺く行為と言わざるを得ません。そして、本来はあり得ないことでも、人を欺すことに慣れた（株）○○詐欺情報社の社員が言葉巧みに、熱心に、くり返し語ることで、「もしかしたらあるのかもしれない」、そして、「きっとあるに違いない」と信じてしまうのは、多くの人にありがちな共通の心理ですから、欺く行為と、信じたという結果には相当因果関係がみられます。
また、話の通りであれば、的中率１００％というべきでしょうが、１歩譲って９９％としても、不的中率は１％です。この確率で４鞍連続不的中の確率は１億分の１で、簡単には出ません。ところがＡ氏は馬券を購入したものだけでも１１レース連続で不的中を経験しました。これは、もし話が本当であればあり得ない結果であり、このことからも、取得した情報が何の根拠もないでたらめなものであることがわかります。
以上からもわかるように、（株）○○詐欺情報社の一号詐欺師悪島和也等がＡ氏に語った話は全て作り話で、Ａ氏から金員を騙し取るための方便に過ぎません。すなわち、Ｊ△△から始まるあらゆる話は作り話で、過去の的中実績は全くの捏造です。
このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、担当者のみならず会社を構成する多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為です。
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