悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
～悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません～ 安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。
| ㈱○○詐欺情報社 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
相談前
Ａ氏は平成○年○月○日のスポーツ報知新聞に載った㈱○○詐欺情報社の広告の中に、「通常は４週間３千円をいただいている情報料金を、広告をご覧になった方には特別料金５００円のみで４週間の情報提供をさせていただきます。」とあるのに興味を持ち、思い切って電話をしました。
そして掲載内容についての説明を聞くと、「そうですよ。間違いありません。信頼のできる情報です。一度情報を聞いてみれば凄さが解ります。」と自信に満ちた返事が返ってきたので、５００円という安さもあり、信用して、振り込み、登録しました。
そしてさっそくその週末に情報を聞きましたが、結果はすべて不的中でした。
すると週明けに、専属担当の1号詐欺師イトウから電話があり、同時に手紙が届きました。見ると、不的中のお詫びと新たな競馬情報のお勧めでした。
その内容は、㈱○○詐欺情報社よりも格上で「1番架空カリスマ情報社○○」なる組織があり、その最高位情報である「○派○益○元開催」と「○定○益○援情報」の二種類の情報を扱っているというものでした。そして、「○定○益○援情報」は無料で開放するという話でしたが、抽選があり、結局、Ａ氏は１０月１２日の抽選では「落選」しました。
しかし、「○派○益○元開催」については、各情報企業に「企業代表枠」が設置され、代表を推薦させ、推薦された人々の中から、１０月１７日に「最終権利認定会」を行って権利者を決定するという話しでした。Ａ氏もその「最終権利認定会」へ推薦されたと聞かされていましたが、１０月１７日の認定会で権利取得が認められ、１０月２５日から開催される「○派○益○元開催」につき、最大３２日間の情報取得が認められることになったと通知がありました。そして、資料が届きました。
その資料を見ると、代表者架空カリスマ詐欺師○川○一○の自信満々の様子の写真、的中実績を示す万馬券の数々、「８万円を越える的中平均配当」「総合情報精度の高さ」などの文言、国内組織図及びその説明文で満たされ、凄いと思える内容でした。また、1号詐欺師イトウからは、「この２度とない機会を手にしてください。」と毎日のように電話があり、情報精度の凄さを強調し、「大丈夫。安心してください。」と何度も熱心に誘われました。結局、安心感のある1号詐欺師イトウの人柄も信用して、３２日間（３２鞍）を取得することにし、１０月２０日、４０万円を㈱○○詐欺情報社の口座に振り込みました。
すると1号詐欺師イトウから入金確認の電話があり、情報提供の詳細について2号詐欺師オオタケに電話をするように言われました。そこで2号詐欺師オオタケに電話をすると、「○末○定○元」の話がありました。「○派○益○元開催」の権利を取得した者に対してのみ特別に与えられる情報で、その的中実績を見ると、中には４０万円台の配当があり、凄い情報とのことでした。しかし、すでに４０万円を払っていたので躊躇していると、「特別に情報提供ができるので、この機会に取得してください。以前にも取得しないで後悔した人がいます。」などと言われ、取得しないと後悔するような情報ならと信用して、１０月２５日から１２日間で６０万円の情報を受けることにしました。すると、「今回は馬券代１万円を引き５９万円を振り込みください。」と言われたので、１０月２３日に５９万円を㈱○○詐欺情報社の口座に振り込みました。
そして、大きな期待を抱いて始まった１０月２５日からの情報提供は、１日３鞍、１鞍１点の三連単あるいは三連複でしたが、初めの土日は全て不的中でした。事前の話しからすれば毎レース万馬券が出ないとおかしいはずの情報が、予想外の不的中でした。
すると、翌週明けに1号詐欺師イトウからお詫びの電話があり、「今回の不甲斐ない結果を受けて、今後はすべて、『○代緊急対策本部』が担当します。」と言われました。そこで仕方なくそちらに電話をすると、3号詐欺師サトウが出て、「今後は確実な情報提供ができるように調査をして対処します。安心してください。もう心配はありません。」と言われ、3号詐欺師サトウの人柄のよさに安心しました。そして、続く１１月２日は、東京８レース三連複が的中し、馬券代１千円×１４５．１倍＝１４５，１００円の回収が出来ました。
すると翌週、3号詐欺師サトウから電話があり、「先週の日曜日（１１月２日）の東京８レースで１万４５１０円の的中を記録した３連複情報は「○代○益○元開催」の情報ではなく『2番架空カリスマ情報社○○』の情報です。２度まで失態を犯した「○代○益○元開催」にはもうこれ以上の期待はできません。」と、新たに格上の情報会社である『2番架空カリスマ情報社○○』を紹介してきました。そして、「信頼できるのは2番架空カリスマ情報社○○の4号詐欺師イシマツしかいません。」と力説する3号詐欺師サトウの、人柄の良さそうな対応と熱心な誘い、東京８レースの的中、さらに、送られてきた資料に、不的中の改善策が十分になされているということが書かれていたことなどから、安心し、信用しました。
翌日、4号詐欺師イシマツに電話をすると、「貴方様の大変な思いは的中馬券を提供して払拭させます。任せてください。」と言って、『○守○衛指定』の凄さについて熱心な説明があり、4号詐欺師イシマツの、3号詐欺師サトウに勝とも劣らない人柄の良さにＡ氏は振り込みを決断しました。そして、『○守○衛指定』の情報１６鞍分４０万円を１１月５日、2番架空カリスマ情報社○○の口座に振り込みました。
そして、１１月８日から大きな期待を抱いて、１日１鞍の情報提供が始まりました。しかしここでもまた不的中が続きました。毎週土日、情報を聞き、何とか早く的中しないかと期待しながら、１２月２８日まで我慢したものの全て不的中でした。そこで4号詐欺師イシマツに、もう情報は要らないので情報料を返すよう求めました。しかし、「それは出来ない」と強く拒否され、結局、何とか的中するのを信じるしかありませんでした。
しかし、その後も不的中が続き、資金は減るばかりで、毎レース万馬券が当たるかのような話とはほど遠い結果や、もうその上は無いはずなのに、次から次へと新しい「上位」の情報を勧めてくるいかがわしさ、そして、㈱○○詐欺情報社の1号詐欺師イトウが逃げ回って連絡がとれないという状況から、とうとうＡ氏は騙されたと確信しました。 |
㈱○○詐欺情報社及び関連会社の担当者の話やパンフレット、手紙等の説明では、毎レース万馬券以上の的中があってもおかしくないような話ですが、そもそも競馬においてそのようなことは不可能であり、全く奇想天外な作り話です。そのようなあり得ないことを、さもあるかのように話す（パンフレットを含む）こと自体、Ａ氏を欺く行為と言わざるを得ません。そして、本来はあり得ないことでも、人を欺すことに慣れた㈱○○詐欺情報社の社員が言葉巧みに、熱心に、くり返し語ることで、「もしかしたらあるのかもしれない」、そして、「きっとあるのだろう」と信じてしまうことは、人間にありがちな共通の心理ですから、欺く行為と、信じたという結果、そして情報料を支払った行為（契約）には相当因果関係がみられます。
また、話の通りであれば、的中率１００％というべきでしょうが、１歩譲って９９％としても、不的中率は１％です。この確率で４鞍連続不的中の確率は１億分の１で、簡単には出ません。ところがＡ氏は馬券を購入したものだけでも４５レースほどで、１レース以外全て不的中を経験しました。これは、もし話が本当であればあり得ない結果であり、このことからも、取得した情報が何の根拠もないでたらめなものであることがわかります。
以上からもわかるように、㈱○○詐欺情報社の1号詐欺師イトウ、2号詐欺師オオタケ、3号詐欺師サトウ、4号詐欺師イシマツ等がＡ氏に語った話は全て作り話で、Ａ氏から金員を騙し取るための方便に過ぎません。すなわち、1番架空カリスマ情報社○○から始まるあらゆる話は作り話で、過去の的中実績は全くの捏造です。
このように、何から何までが用意周到に準備して作られた架空の物語を、担当者のみならず会社を構成する多数の人間たちが互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、多額の金員を支払わせる行為は、まさに組織的な詐欺行為です。 |
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