悪質業者に欺されて、困ったと思ったら、とにかく誰かに 相 談 しましょう。
～悪いのは欺した人間です。あなたは悪くありません～ 安心し、冷静になれ、勇気が出ます。
名前が検索できない会社であっても、競馬情報料が数万円でも詐欺の可能性大。何十万円、ましてや
何百万円なら間違いなく詐欺です。
| ㈱○○詐欺情報社 |
|
|
| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。 |
事案の概要
Ａ氏は２００９年６月中旬頃、携帯の無料メールマガジンの広告に記載されていたＵＲＬをクリックしたところ㈱○○詐欺情報社のページにつながり、間違って会員登録のリンクをクリックしてしまいました。すると㈱○○詐欺情報社からメールが届き、「２９人枠の中に見事当選されました」とありましたが、興味がなく、毎日のよう届くメールもほとんど見ませんでした。
ところが、７月６日のメールには『一口馬主救済！福島競馬界の立役者受継がれるその意志』のタイトルがあり、内容を見ると、『架空カリスマ詐欺師海○蔵○三の情報』とあって、『７月１１日１鞍、７月１２日２鞍、馬券購入の種類３連複、予定される配当金額は最低金額６２４万円、最高金額７８６万円、更にご参加特権として１番架空カリスマ情報社情報福島競馬限定！架空カリスマ詐欺師海○蔵○三情報！７月１２日１鞍、馬券購入の種類３連単１点、予想される配当金額は最低金額１２３８万円、最高金額１４２１万円を、３万円のご提供で』とあり、その万馬券が約束されいるかのような言葉に興味がわき、７月７日、カード（ジャックス）決済で３万円を支払い、情報を購入しました。
すると７月８日のメールに、『レースは大変貴重な情報の為、メールでのお伝えは出来ませんのでお電話下さい。１７時３０分からの受付です。担当は高野、佐藤、中込』とあり、レースの中身、約束事項、注意事項などが書かれていました。
そこで同日１７時４０分頃電話をすると、１号詐欺師佐藤が出て、自分がＡ氏の担当になったと言って、いろいろ説明がありました。そして「１番架空カリスマ情報社レースは情報料が３３０万円掛かります。最初のパスワード取得代が３０万円で、後の３００万円はレース回収額が１２００万円を超えた場合に３００万円を頂きます」というので、回収額が１２００万円を下回った場合はどうなるのか尋ねると、「パスワード取得代３０万円だけしか掛かりません」と断言しました。そこで、この話をすっかり信用したＡ氏は、そんなに利益が出るのならと参加を決め、７月８日にジャックスカードで５万円、クオークカードで１０万円の計１５万円、７月９日に楽天ＫＣカードで１０万円、銀行振込で５万円の計１５万円、２日で合計３０万円を支払いました。
すると７月９日午後、１号詐欺師佐藤から電話があり「情報提供元が、情報が漏れている、情報漏れの無いよう、会員に先に９０万円支払って貰いたいと言ってきた。だから支払って欲しい」と言ってきました。Ａ氏は驚いて、「９０万円なんて払えない。第一、支払は回収後と聞いている」と答えると、「今回のケースは初めてで、私たちもどうすることも出来ません」というので、それでも払えないと答えると、「払って頂かないと規則によりこのレースは出来ません」、しかし「私（１号詐欺師佐藤）の部署で３０万円立て替えるので、６０万円なんとかなりませんか」と言われました。Ａ氏はレースができなければ支払った３０万円が無駄になってしまうと思い、やむを得ず、７月９日、カードでキャッシングし６０万円を㈱○○詐欺情報社の口座に振り込みました（これまで計９３万円）。
するとその夜、２号詐欺師北村から電話が来て、「１号詐欺師佐藤がとんでもない事をした。１号詐欺師佐藤が勝手にしたことだから残りの３０万円を７月１０日午前９時３０分までに振り込んで下さい」と言ってきました。Ａ氏は突然のことで、何がなんだか判らないまま、仕方なく、またカードでキャッシングし７月１０日に３０万円を㈱○○詐欺情報社の口座に振り込みました（これまで計１２３万円）。
ところが７月１２日、１番架空カリスマ情報社情報当日、午前１１時３０分頃１号詐欺師佐藤より電話があり、「まだ情報が漏れているので、情報元が会員から追加で４０万円を貰って欲しいと言っている」と告げられました。また、「今後は追加料金は発生しません。レースは必ず当たります」との１号詐欺師佐藤の約束を信頼し、再びカードでキャッシングし、その日に４０万円を振り込みました（これまで計１６３万円）。
すると、その日の午後１２時４０分頃１号詐欺師佐藤より電話があり、「やはり今回は情報が漏れていたためオッズが下がって回収出来ない。今週はやめて来週のレースに延期する」と告げられ、回収出来ないなら仕方がないと思い了解しました。
７月１４日に１号詐欺師佐藤より「情報元が、先週情報漏洩があったので信用出来ないから残りの１７０万円全額支払って欲しいと言っているのでお願いしたい」と言ってきました。しかしＡ氏が、「今後追加料金は発生しないと約束したではないか。支払いはできない」と答えると、上司の３号詐欺師フクサキに電話が代わり、「あなただけが支払っていないのだから他の会員に迷惑がかかる。もしそれでレースが出来なければ、他の会員の損害、及び弊社が受ける損害すべてを請求しますよ」と脅すように言って来ました。しかし、すでに多額の借金をしているのでこれ以上は無理だと答えると、「それは大変ですね。弊社が半分の８５万円立て替えるので、残り８５万円支払えませんか」と言ってきました。しかし「それでも無理です。そもそも３００万円はレース回収後でしたよね」と念を押すと、「今回このような事態になったのは初めてのケースで、弊社としてもどうしようもない。情報元には頭にきているけど、今後の付き合いもあるので強く言えない」と穏やかな言い方でしたが、それでも無理ですと言うと、だんだん凄んできて、「あなたは一方的に自分の意見ばかり言っておかしい。他の会員様は消費者金融から借りてでも支払っているんだよ」と乱暴な言い方になりました。そして怖くなったＡ氏は仕方なく消費者金融から融資を受け、７月１５日に８５万円を振り込みました（これまで計２４８万円）。
ところが７月１６日、１号詐欺師佐藤から「弊社で立て替えた８５万円が会長にばれてしまい、３号詐欺師フクサキさんが今、会長に呼ばれてしまった。やばいので何とか８５万円を支払ってほしい」と、新たな理由を付けて要求してきました。しかしＡ氏はキャッシング枠が限度額まで来てしまったので、もうこれ以上は無理だと言い電話を切りました。
７月１７日、１号詐欺師佐藤から「このままだとレースが出来ず他の会員様に迷惑がかかるので何とか払ってほしい」と催促されるも、「もうこれ以上は無理です」と答えると、『情報料金完了誓約書』の書面を郵送するので払ってほしいと言われ電話が切れました。
７月１８日、４号詐欺師只野から「１号詐欺師佐藤は現場に行っているので私が引き継ぎしました。本日朝、書面を郵送しましたが、お金は用意出来ましたか」と電話があり、出来ませんと言うと、「それは困る。はっきり言ってあといくらなら用意できますか」と言われたので、もうこれ以上は無理ですと言うと、「他の会員様はすべて支払っているのですよ。あなただけですよ、払ってないのは。これじゃレースが出来ないので他の会員様に大変迷惑がかかる」とＡ氏に責任転嫁をして執拗に催促されたためやむを得ず、その日に最後の融資枠限度の１５万円を振り込みました（これまで計２６３万円）。
７月１９日、１号詐欺師佐藤より電話があり「残りは準備出来ましたか」と言われたがもう無理ですと言うと、「もう時間がないのでレースだけはさせます。でも全額払っていないので情報の精度は落ちますが、回収出来ればなんの問題もないので、残り７０万円を回収後に支払って下さい」と言って電話が切れました。そして、その日の午後１時頃、伝達員だという人から電話があり、回収額になるようにと２レース分の買い目を言い渡されましたが、結果は２レースとも不的中でした。
すると７月２３日、３号詐欺師フクサキより電話があり、先週は申し訳ありませんでしたとお詫びがあり、今週は必ず回収させますので２６日の昼ごろ電話をするようにと言われました。
７月２６日の午前１１時３０分に電話をかけ、その日の買い目を聞きましたが、案の定その結果は２レースとも不的中に終わりました。
７月２７日３号詐欺師フクサキに電話をかけ、もう馬券を購入するお金も無いのでやめたい。情報料を返金してほしいと言うと、「書面を送っているのでそれは出来ない。回収するまで無償で買い目を提供します」の一点張りで埒が明かず、ここにきて漸く欺されたことを悟りました。 |
Ａ氏は、『予定される配当金額は最低金額６２４万円、最高金額７８６万円・・・予想される配当金額は最低金額１２３８万円、最高金額１４２１万円』などの文言を信じて、３万円を支払い、「１番架空カリスマ詐欺情報社レースは情報料が３３０万円掛かる。最初のパスワード取得代が３０万円で、後の３００万円はレース回収額が１２００万円を超えた場合に３００万円を頂く」という、あたかも１２００万円の配当が当然あるかのような文言を信じて、初めに３０万円を支払いました。しかし、競馬に必ず的中が分かっているレースなどあるはずが無く、そのようなあり得ないことをあると断言し、まことしやかに話をしたこと自体、Ａ氏を欺く行為に他なりません。そして、本来はあり得ないことでも、人を欺すことに慣れた㈱○○詐欺情報社の社員が言葉巧みに、熱心に、くり返し語ることで、「もしかしたらあるのかもしれない」、そして、「きっとあるのだろう」と信じこまされてしまうのは、少なからず、人間にありがちな共通の心理ですから、欺く行為と、信じたという結果には相当因果関係がみられます。
また、情報を取得した４レースは全て不的中でしたが、それを見ても㈱○○詐欺情報社の提供した情報が何ら根拠のないでたらめなものであることがわかります。
さらに、３０万円だけでよいと言って払わせた後で、情報漏洩を防ぐ為といって６０万円を払わせ、１号詐欺師佐藤が勝手にやったことと言って３０万円を払わせ、まだ情報が洩れているといって４０万円を払わせ、「あなただけが支払っていない。他の会員に迷惑がかかる。他の会員の損害、及び弊社が受ける損害すべてを請求しますよ」と脅して８５万円、そして１５万円を払わせるなど、追加料金を次々に払わせる（払わざるを得ない状況に追い込む）のはこの種の詐欺事案によく見られる常套手段です。
このように、何から何まで用意周到に準備して作られた、必ず利益がでる、必ず当たるという荒唐無稽な作り話を、１号詐欺師佐藤、２号詐欺師北村、３号詐欺師フクサキのみならず㈱○○詐欺情報社を構成する多数の人間が互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、あるいは払わざるを得ない状況に追い込んで多額の金員を支払わせた行為は、まさに組織的な詐欺・強迫行為です。 |
| |
トップページ ＞ 悪質商法 ＞ 悪質競馬（馬券）情報会社一覧 ＞ 資 料 室
|