（株）ゲットライフ
ゲットライフプランニング（株）高円寺こと 松本二郎 |
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| 多くの方に、詐欺の手口を紹介し、自分もだまされているということに気づいて頂くために、事例を公表しています。また、実名を載せるのは、社会に対して「告発」し、詐欺行為を止めさせるためです。 |
第１ 契約（情報料等の入金）の年月日、金額・内容、前後の事情、的中結果等
１．平成２１年２月２７日（金）、情報料４万５千円のカード支払（契約）
Ａ氏は平成２１年２月、“まぐまぐ”から発行されるゲットライフプランニング（株）＝（株）ゲットライフのメールマガジンを見てゲットライフプランニング（株）と連絡を取ると、その後メールが届き、その中にあった、買い目の配信サービスである『極め』の的中実績に興味を持ちました。そこには一日一鞍限定で、１か月ほどの間に、８鞍中５鞍が的中したとあり、そのうち３鞍は万馬券で、１鞍３２点程度買うとしても十分利益が出るものでした。そして、年間会員の募集があったので、的中実績を信用して、平成２１年２月２７日、情報料の４万５千円（会費無料）をカードで支払いました。
ところが、売りであったこの「極め」の成績は、馬券代と払戻金の差額がマイナス１０２，１５０円になってしまい、全く期待外れでした。
結果／平成２１年２月２８日〜年末までの成績は、馬券代７７９，３００円、払い戻し金６７７，１５０円で、１０２，１５０円のマイナス
２．平成２１年４月６日（月）、『投資馬券まとめ買い』参加金１００万円の振込（契約）
一方、入会してまもなく、ゲットライフプランニング（株）＝（株）ゲットライフの有料会員向けサービスがメールで届き、そこには『極め』の他に『投資コーナー』の説明がありました。『投資コーナー（『投資馬券まとめ買い』ともいう）は確実に利益が出るが、実践するには資金的・時間的余裕、及び慣れが必要。最初は馬券を買わずに自分でも実践可能か検証して下さい』という内容でした。
さらに４月、『投資馬券まとめ買い参加者募集』というメールが届き、『投資馬券まとめ買いは年２回。今年も第一期をスタートする。手数料等は一切必要ない』『参加費は馬券代として１００万円』『投資馬券まとめ買いは確実に利益が出るが、指示通りの購入が難しいので当社で馬券の購入を代行する』『期間は半年。万が一マイナスの場合には元本１００万円を返金する』『２００８年実績は、第一期（１月〜４月）がプラス約３４６万円、第二期（５月〜１０月）がプラス約２９５万円。共に元本１００万円に対しての実績』とありました。高円寺からも直接、詳細な説明があり、利益が上がるのは間違いないという話でした。さらに、ゲットライフプランニング（株）＝（株）ゲットライフのウェブサイトには、サービス開始から１０年以上がたち、会員数は２千人に上ること、会員とのツアー旅行やニューイヤーパーティー、１０周年パーティーなどを開催していること、本社には会員が自由に使えるサロンがあることなどが書かれ、まぐまぐのバックナンバーも２００５年から全て公開してある事などから、信用出来そうだし、元本保証（万が一マイナスの場合でも１００万円は返金する）であればリスクも無いと思い、４月６日に『投資馬券まとめ買い』参加金として１００万円を指定の口座に振り込みました。
口座／ジャパンネット銀行 本店営業部 普通預金 １５８２６８６ カ）ゲットライフ
３．平成２１年１２月１４日（月）、情報料４万８千円の振込（契約）
平成２１年９月、『投資馬券まとめ買い』の約束の６ヶ月が経過したので１００万円は返金されると思っていたところ、「成績不振のため、投資期間を延長します」「最長でも１２月まで」とあったので待つことにしましたが、１２月が過ぎても返金はありませんでした。 そして１２月、次年度の会員継続の勧誘メールが届きました。「極め」は損失が出ていたので続けたくはなかったものの、１００万円を人質に取られているようなもので、やむを得ず継続することにし、平成２１年１２月１４日（月）、情報料の４万８千円を振り込みました。
しかし、平成２２年度の「極め」の成績もまた、馬券代１，３１６，０００円に対して払い戻し金が１，１９３，８００円で、差し引き１２２，２００円のマイナスでした。
口座／三井住友銀行小石川支店 普通３６７７６０７ ゲットライフプランニング（株）
４．また、「極め」と同時に提供された「指定レース」は、平成２１年５月３１日〜１２月６日までに、馬券代は４６８，３００円、払戻し金は１８１，４５０円で、差し引き２８６，８５０円のマイナスになり、上記３つの合計はマイナス５１１，２００円となりました。情報料を含めれば６０４．２００円の損失になります。
５．『投資馬券まとめ買い』 平成２１年１２月現在の状況
「投資馬券まとめ買い」の収支は、高円寺からは集計結果の知らせがなかったのでＡ氏が自力で集計したところ、１２月時点では１，０１２，３４０円（元金１００万円、利益１２，３４０円）になっていたので、この時点で返金されていれば誰も損をしないはずでした。しかし、高円寺からは、平成２２年１月６日に、『順調に増えていた資金は、全額勝負で失敗し、すべて無くなった。期間をさらに延長する』というメールが届き、待つしかありませんでした。
６．『投資馬券まとめ買い』 平成２２年６月現在の状況
平成２２年６月末になると、損失は返って増え、Ａ氏の計算によればマイナス１００万円程度（元金の１００万円がなくなり、さらに１００万円ほどの損失）になりました。
そのような中、６月２４日、高円寺より、「投資馬券まとめ買い」の継続を断念すると同時に、７月から返金を始める旨のメールが届いたので、心待ちにしていました。しかしその後、約束の返金はなく、「借用書を発送する」とも書かれていましたが、これも送られて来ませんでした。
７．『投資馬券まとめ買い』 平成２２年１２月から現在までの状況
本来の期限を１年以上も過ぎた平成２２年１２月、高円寺と交渉した結果、「分割で毎月２０万円づつ返金する」と約束しましたが、１２月２７日に最初の２０万円が振り込まれた後は、一切の返金が今日までありません。また電話をしても留守か留守電で、メールをしてもほとんど返事がなく、稀に電話がつながっても、「アンタ何度も電話やメールしてくるけど、オレはアンタに金借りてんのか？」「投資金の損失の補填はこちらの善意でやってるわけだから、返せと言われる筋合いはない」「まずは”ありがとうございます”という感謝の言葉が先だろう！」「他の参加者は、誰も文句を言ってこない。こんなこと言ってくるのは、アンタだけだ」「馬券の負けを補填するのなんて、オレだけだぞ。まず感謝の言葉はないのか？」「事務所を縮小して、敷金の戻りで返金するつもりだ」などと高圧的に恫喝されるばかりでした。
以上の結果をみてとうとう騙されたと確信したＡ氏は本職に連絡を下さいました。 |
ゲットライフプランニング（株）＝（株）ゲットライフの「手数料等は一切必要ない」「万が一マイナスの場合には元本を返金する」「確実に利益が出るが、指示通りの購入が難しいので当社で（馬券の）購入を代行する」という話を信用してＡ氏は馬券購入費１００万円を振り込みました。
しかし、競馬において確実に利益が出ると言い切ることはできません。
また、「手数料を取らず」「元本を保証」すればゲットライフプランニング（株）は利益が出ないどころか、人件費を含む必要経費さえ回収できず、営利企業として成り立ちません。いわゆる非営利法人（公益法人、ＮＰＯ法人等）でさえ、経費（従業員の給料、事務費等を）を徴収するのは当然のことで、それ自体は営利行為ではありませんが、営利企業（株式会社）であるゲットライフプランニング（株）がそれさえしないというのは、あまりにも不自然です。
さらに、ゲットライフプランニング（株）は最後に全額勝負をして損失を出したと主張していますが、先にも述べたように、プロの予想家であっても「競馬に絶対はない」ことは常識であり、全額勝負などするハズがなく、非常に不自然な主張です。
なお、ゲットライフプランニング（株）は平成２２年１月から４か月間の『投資馬券まとめ買い』に参加した人たちに対して、『２００９年（平成２１年）実績は前期が＋３４０万円、後期が＋２５０万円。共に元本１００万円に対しての実績』という内容のメールを送っていることを確認していますが、これは明らかに実績の捏造です。
以上より、１００万円は初めからだまし取るためであったと考えざるを得ません。
従って、よいことばかりを語った高円寺等の行為（サイト、メールの文言を含む）は、Ａ氏を欺く行為に他なりません。そして、たとえあり得ない作り話であっても、人を騙すことに慣れた高円寺等が、言葉巧みに、熱心に、くり返し語ることで、「もしかしたらあるのかもしれない」、そして、「きっとあるのだろう」と信じこまされてしまうのは、少なからず、人間にありがちな共通の心理ですから、欺く行為と、信じたという結果には相当因果関係がみられます。
また約束に従い元本は返金する、借用書を送付するとくり返しながら、何時まで経っても実行せず、電話には出ず、メールに対しても返信は無く、やっと連絡が取れたと思えば、約束した期日を次々と変更し引き延ばし、最後は罵詈雑言を浴びせるなどの行為は、この種の不法行為に共通した行為ですから、違法性を裏付けるものです。
さらに、今日まで２０万円を除く残金の返金がないことから、全額返金の意思は初めからないことがわかります。
また、“極め”や“指定レース”で馬券代すら回収できなかったことからも、これらの的中実績はねつ造で、ゲットライフプランニング（株）の予想が何ら特別なものでないことがわかります。
このように、何から何まで用意周到に準備して作られた、確実に利益が出る、万が一損失が出れば元金を保証するという、荒唐無稽な作り話を、高円寺のみならずゲットライフプランニング（株）を構成する複数の人間が互いに連携しあって、真実であるかのように言葉巧みに語り、Ａ氏をして信じ込ませ、あるいは払わざるを得ない状況に追い込んで多額の金員を支払わせた行為は、まさに組織的な詐欺行為（民法９６条、刑法２４６条）です。 |
「買い目を教えるだけでなく、１００万円を馬券代として預かり、馬券の購入も顧客に代わってする。利益が出ればこの１００万円と利益の全てを顧客に渡す。マイナスになっても１００万円は全額返す」という。これが本当なら、絶対に損をしないので、顧客には実に都合のよい話です。しかし、これではゲットライフプランニング（株）には全くメリットがないので、なぜこんなことをするのかと松本二郎氏に質したことがあります。すると、「５万円の会費だけで十分利益が出ているから、あとは顧客サービスでやっている」「１００万円預かったのは親しい人、数人だけだから、たいした負担にはならない」という回答でした。
このようなやり方は、少なくとも平成２１年と２２年に行われています。また、数人の方から、約束の１００万円を返してくれないと言って、相談の電話が入っています。
上記の事案のＡ氏は、平成２１年４月に馬券代として１００万円を預けましたが、このときはずっと利益が出ていたのに、最後に全額を賭けたところ外れたため、１００万円が返せなくなった、そこで期間を延長すると言われたそうです。ところが、翌平成２２年２月から参加した別の被害者Ｂ氏によると、前年の実績は前期も後期も２００〜３００万円程度の利益が出たという話になっているのです。この点Ａ氏の話と矛盾します。そして、参加すると、やはり２１年の場合と同様に、ずうっと利益が出ていたが、最後に全額賭けたところ外れ、返金できなくなったので、期間を延長されたそうです。２年続けて、「最後に全額を賭けたところ、外れて返金できなくなった」という話が同じですが、少なくともＢ氏が聞いた前年の実績は事実と異なります。
なお、本当に会費だけで十分な利益があるなら、そして１００万円ずつ集めたのが数人なら、速やかにその１００万円を返せばどこからも苦情はでないはずなのに、私に相談をして下さった数人の方は一人を除き、返金されていない模様です（一人は、私から請求して４ヶ月後に１００万円を返金されました）。
そもそも競馬は不確実なもの、というより、大部分の人は損をするものでしょう。それなのに元本を保証すること自体おかしいのです。「元本保証」をうたうのは詐欺の常套手段です。
単なる債務不履行か詐欺かは、世の常識に戻って考えるのがよいと思います。「リスクの高い競馬で『元本保証』をうたって金を集めた。だから詐欺である」と。
なお、詐欺と考える以上、「１００万円を馬券代として預かり、馬券の購入も顧客に代わってする」という話自体がウソだと考えざるを得ません。１００万円をだまし取り、自分のものにしたと考えるのが自然だと思われます。
板倉事務所のウェブサイトにこの事案を載せたのは、「リスクの非常に高い競馬で、『元本保証』をうたって金を集めた。だから詐欺である」という考えに基づきます。 2011/10/06 |
なぜ１００万円なのか？
１００万円を預かってどのように運用するのかと考えてみました。その辺については高円寺からは具体的な話はなかったようです。
一度に５０万円、１００万円分の馬券を買うのか、それとも１回につき、1万円、２万円の馬券を買うのか。もし後者なら１００万円を預かる必要はないことになります。５万円、せいぜい１０万円を預かれば足ります。そう考えると、１００万円預かる以上、一度に５０万円、１００万円分の馬券を買うということになりそうです。しかし、その必要があるのでしょうか。外れたらあっという間に大金が消えてしまう危険を冒す必要があるのでしょうか。
馬券は１点１００円から買えますから、１鞍３２点買ったとしても３２００円あれば足ります。実際、ゲットライフプランニング（株）の場合、１鞍３２点前後の情報を提供し、利用者は１点１００円で買っていたようです。１鞍につき３２００円ずつ馬券を買い、週２日、２０鞍ほどを４ヶ月から６ヶ月買い続けるとすると、３００〜４００鞍ほどになりますが、本当に利益が出るのであれば、少しずつ増えるはずです。こう考えるとやはり１００万円預かることには根拠がないように思います。
ではなぜ１００万円を預かったのか？ 結局、他のことに使う為に１００円預かった（だまし取った）と考えざるを得ないように思います。 |
『２００９年（平成２１年）実績は前期が＋３４０万円、後期が＋２５０万円。共に元本１００万円に対しての実績』という内容のメールについて。
よくある競馬情報詐欺は、１鞍１点で必ず当たるというものです。これなら１鞍１点につき１万円を買い、万馬券が出れば、２００万円、３００万円はあっという間に手に入ることになります。しかし、必ず当たるという話自体がもちろんウソですから、このようなうまい話はありません。
ではゲットライフプランニング（株）のように１鞍３２点を買った場合、３４０万円の利益を出すにはどの程度当たればよいのでしょうか。
１点１００円の馬券を買うと３２点で３２００円ですから、３２倍の配当が１つあたっても、差し引きゼロです。この点は１点１０００円でも１万円でも同じです。３２倍の配当が１つあたらないと損が出ます。
仮に、３２点買って１００倍の配当（万馬券）が必ず１つ出るとすると、６８００円の利益が出ます。１０鞍なら６万８千円、１００鞍なら６８万円、４００鞍（約半年）で２７２万円です。
数字的にはゲットライフプランニング（株）の主張する「実績は前期が＋３４０万円」の話に近くなります。しかし、毎レースで１００倍の当たりが１つ出る（平均でよいのですが）などということがあるのでしょうか。どうでしょう。
毎レースで３２倍の配当が１つ出ても利益は出ないのです。
２鞍に１つ、６４倍の配当が出ても利益は出ないのです。
３鞍に１つ、９６倍の配当が出ても利益は出ないのです。
４鞍に１つ、１２８倍の配当（万馬券）が出ても利益は出ないのです。
利益が出ると言うことは、本当に、おもしろいくらい万馬券が、毎レースのように、的中・的中・的中と続かなければだめなのです。それがなんと４００鞍も連続的中して初めて、ゲットライフプランニング（株）が主張するような利益が出るのです。そういうことが本当にあるのでしょうか。 2011/10/18 |
「必ず当たります。当たらなければ全額返金します」。競馬情報詐欺によくあることですが、冷静に考えれば実に都合のよい話ですね。 これは詐欺の常套句です。
なお、私は騙される側にも問題があると思いますが、騙す側の悪意と反社会性は見過ごすべきではないと考え返金請求のお手伝いをしています。2011/10/06 |
| 以下、関連会社 |
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団体名
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ゲットライフプランニング株式会社 ※競馬情報会社
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| 所在地 |
〒１０１−００６１ 東京都千代田区三崎町３−１０−５ 原島ビル６０３
実際は４０６号 |
| 設立年月日 |
平成２１年８月３１日 |
| 代表者 |
代表取締役 松本二郎（通称 高円寺 勝）
東京都千代田区三崎町３−１０−５ 原島ビル６０３ |
| 電話番号 |
ＴＥＬ０３（６８２５）１５４３
ＴＥＬ０３−５２１６−２４３３
ＦＡＸ０３（３５１１）２２５１
Ｅメール uma@getlife.jp |
| ホームページ |
http://www.getlife.jp/ |
| その他 |
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| 銀行口座 |
ジャパンネット銀行 本店営業部 普通預金 １５８２６８６ カ）ゲットライフ
ジャパンネット銀行本店営業部 普通３８１１５２４ゲットライフプランニング（株）
三井住友銀行小石川支店 普通３６７７６０７ ゲットライフプランニング（株） |
| 支払代行 |
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| 提携先 |
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| 所在地 |
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| 電話番号 |
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| 銀行口座 |
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団体名
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株式会社ゲットライフ ※競馬情報会社 |
| 所在地 |
東京都杉並区和泉二丁目２１番３１号 |
| 設立年月日 |
平成１５年２月２６日 |
| 代表者 |
代表取締役 松本二郎（通称 高円寺 勝）
※求人広告には代表者の欄に、吉見 純子（ヨシミ ジュンコ）とある。 |
| 電話番号 |
０３−５２７５−０２３１ |
| ホームページ |
http://www.getlife.jp/ |
| その他 |
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| 銀行口座 |
みずほ銀行 高円寺北口支店 普通８０３１７３１ （株）ゲットライフ
ジャパンネット銀行 本店営業部 普通１５８２６６１？ （株）ゲットライフ |
| 支払代行 |
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