| アレフ（Aleph）=オウム真理教＝麻原彰晃（本名・松本智津夫） |
| アレフ（Ａｌｅｐｈ）のホームページ |
| 虚偽の話で信者を増やし、資金を貯め、サリンなどの毒薬を開発して、多くの人々の生命と健康を奪った麻原彰晃。その麻原を今でも尊師として崇めているという団体です。 |
世の中には詐欺が充満しています。
板倉事務所ではそのうち競馬情報詐欺を中心に多くの詐欺事案を取り上げていますが、詐欺として特筆すべきものにオウム真理教（麻原彰晃）があると思います。被害者に被害意識が乏しい、あるいは全くないという特徴がありますが、オウムの流れを汲み、今も麻原彰晃を崇拝していると言われるＡＬＥＰＨ（アレフ）について、私たちは注視していかなければいけないように思います。
詐欺と犯罪の特筆すべき事例として、ささやかですが、ここに記述したいと思います。 |
素朴な疑問１
いわゆる地下鉄サリン事件では、公安関係者が一人も責任をとっていないのは何故か。
多くの犠牲者を出し、しかもその数十倍数百倍の被害を出していてももおかしくないと言われるこの事件は突然起こったことではなく、様々な、いわば前兆現象がありました。坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、オーム関係者の派手なテレビ出演、オーム信者等の総選挙への出馬などなどです。しかし、公安は適切な対応がとれませんでした。一般の突発的な凶悪事件（殺人事件など）と違い、長期の計画に基づいた大規模なテロ行為ですから、行為者（実行行為者・共犯者）だけに責任があるのではなく、治安を守るべき立場の人たちにも、その責務を全うできなかったという大きな責任があるはずです。しかし、公安関係者が責任を取ったということは聞いていません。 |
素朴な疑問２
麻原彰晃を未だに尊師として崇めているという団体であるアレフ（Ａｌｅｐｈ）が、現在も合法的団体として存在を許されているのは何故か。
サリン事件が発覚したころ、破壊活動防止法を適用してオームを解散させるべきかどうかが論じられました。しかし、麻原彰晃が逮捕されたので、もはや脅威は失われたとか、強制的に解散させれば、信者が地下に潜り、反って反社会的行動に出る恐れがあるなどと言われ、結局解散させることは見送られました。その結果、今でも麻原彰晃を崇拝するメンバーが増えているそうです。
麻原がしたと言われていることは国家の捏造だと主張したいのか、それとも、麻原がサリン事件等を起こしたことを認めた上で、それは単なる殺人ではないと言いたいのか、それとも、弟子達がかってにやったことで麻原は関知しないことと言いたいのかはわかりませんが、いずれにしても、危険な人たちであることに変わりはないでしょう。そのような危険な考えを周りに広めている人々を放置していてよいのでしょうか。
人は互いに集まることで刺激し合い、特定の観念をますます強めていくのが普通であり、少数ではできないこともできるようになりますから、解散させるべきだったと私は思います。解散させて、少人数が地下に潜んだとしても、大きな力にはなりにくいと思われますし、本当に危険であれば、それを監視するのが公安の仕事でしょう。
解散させないという選択をしたのは、結局、日本人独特の甘さや、破壊活動防止法を適用すれば世間から批判されることになりかねないので、それを恐れる臆病な心から出たもののように思います。
現在でも麻原彰晃を崇拝しているというのなら、今からでも遅くはないと思います。毅然とした態度で臨んで頂きたいと思います。
麻原彰晃のように、「真っ赤な嘘をついて信じ込ませ、信者を獲得し、金銭を提供させ、巨万の富を築く」人間はいつの時代にもいたと思います。宗教（信仰）の名を借りた詐欺は、昔も今も、いつの時代にもあった話、ある話です。ただ、麻原のように破壊的な行為に出た人間は珍しいのかもしれません。
一般国民ができないことを代わりにやってくれるのが政治家、役人、マスコミだと思いますが、アレフ（Ａｌｅｐｈ）という、反人間的行為を肯定する人たちに対して、毅然とした対応ができないのは困ります。2012/06/20 |
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